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スタンバイして出番を待っているギターたち。
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Navigator N-ST-300のブラックフィニッシュはレリック加工が施されている。クラック具合も絶妙だ。
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YUNAのMCをはさみ、披露されたのは「My Fragile Girl」だ。
もうイントロのSUGIZOのソロのトーンからして鳥肌モノだ!
凄まじい倍音を含んだトーンは会場の空気を一瞬にして切り裂き、耳に食い込んでくる。
「真夏ノ恋人」では、会場は大ジャンプの嵐となり、大盛り上がりを見せている!
この曲は本当にライヴ映えする最高のポップチューンだ!
続く「巡り逢えるなら」では、Navigator N-ST-300のカスタムペイントモデル、通称:ジョージが登場!
渋いクリーントーンから、フロントPUを使った絶品ソロまで、凄まじく太いトーンを披露。
SUGIZOは曲によって頻繁にギターをチェンジするので、各ギターの特色がとてもわかりやすいのだが、このジョージモデルは特に太く艶のあるトーンを弾き出していたのが印象的だった。
SUGIZOのカッティングからスタートする「LYRA」では、さらに絶品トーンが炸裂!
PUポジションはフロントなのが全く信じられない。PUセレクターはインタビューでも語っていた通り、フロントとセンターしか使っていないようだ。
通常フロントでは、もっとこもった音になるはずである。すべてはSUGIZOのタッチが生み出すトーンなのだ。
ここでSUGIZOはTEUFFEL GUITARを手に取り、「Sunday Morning」が始まった。
CHARLIEはガットギターを、かわいしのぶはベルリラをはじめ可愛らしいパーカッションワークでさらに演奏を盛り上げる。
SUGIZOは再びNavigator N-ST-300のブラックフィニッシュを手に取り、エフェクティヴなジャムセッションから「SPIRITUAL GROWTH」のリフ!!会場はもう大合唱となっている!
アグレッシヴなバースからなだれ込むコーラスではSUGIZO独特のあのFlangerサウンドをバックに、YUNAが天へ駆け上るかのような素晴らしい歌声を聞かせてくれた。
続く「VOICE」で、NavigatorのP-90搭載ジャガーPrototypeが登場。STタイプとはまたひと味違う、独特のアクのあるサウンドが特徴だ。
そしてU2の「Sunday Bloody Sunday」のカバーへとなだれ込んだ。
YUNAの「一緒に愛の祈りを叫んでください」というMCから「ウエティコ」が。
ラップ部分は会場も大合唱となり巨大なエネルギーが会場を包み込む。SUGIZOはジョージに持ち替え、素晴らしいギターソロを聞かせてくれた。
そして始まった「FORGIVE」!
会場は「まだまだ行けるぞ!」とばかりにものすごい勢いの大ジャンプ大会!
SUGIZOは下手へと展開し、会場をさらにアオリまくる!
そしてSUGIZOはジョージからNavigator黒ジャガーへとギターをチェンジし、「Free Your Mind」が!
イントロのブレイク部ではYUNAがオフマイクで「行くぞ!」と叫び、待ってましたとばかりに暴れ出す会場!
ラストステージということで、これまで若干固くなっていた印象のある会場であったが、この曲を起爆剤として壮絶なエネルギーをステージに送り出し、間違いなく今夜のクライマックスと言える圧巻の盛り上がりだった。
そして本編ラストでSUGIZOは再びジョージを手に取り、「STAR LIGHT」のイントロを奏で始めた。
祈るようにして歌い上げるYUNAと、凄まじい倍音を含んだトーンでソロを弾くSUGIZO。
鳴りやまないフィードバックがいつまでも会場に響き渡り、圧巻のうちに本編が終了した。
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