tetsuya ESP GEAR GALLERY
BODY : (Top) Quilted Maple (Back) Alder
NECK : Maple , Walnut , Padauk 7 Pieces
FINGERBOARD : Ebony , 24frets
INLAY : Abaron Dot
SCALE : 864mm (Long)
NUT : Bone
JOINT : Neck-thru-body
TUNER : SPERZEL Trim-Lock
BRIDGE : Schaller 3D4
PICKUPS : (Neck) Bartolini MBC , (Bridge) Bartolini MBC
CONTROL : Master Volume , PU Balancer , 2 Band EQ
  ESP TECH'S NOTE
1994年、ESPモニターとして初めて使用したBassは、当時ESPのオリジナルベースとして販売されていたForest Customを改造した物で、この頃すでにBartolini PUにはかなり注目していました。

当初はP-JタイプのPUが付いていたこのベースも、PUキャビティーを一度埋めてBartolini用に開け直す改造をしていました。
オリジナルモデル開発にあたって打合せを重ね、同じシェイプで材料の全く違うタイプのForest-Proto(仮名)が出来上がりました。
これはボディーのトップ材にWalnutを貼ってあって、当初はBartoliniのW4KというPUを搭載していましたが、サウンドチェック後にBartoliniのMBCに変更しました。 画像をよく見るとお分かりいただけると思いますが、PUキャビティーの大きさが合っていない部分はその試行錯誤を物語っています。

基本的な部分はForestである事、Bartolini PUである事、そしてスルーネックである事がほぼ決まった時点で、「PadaukとWalnutをMapleで挟んだ、7ピースのスルー材を使用出来ないですか?」というリクエストがありました。 この時、貼り合せの厚みも指定されたことを覚えています。

出来ない事は無いと分かってはいましたが、ESPで初めての7ピース材を使ったモデル化となりました。 ネック材の剛性と、性質の違う材料を貼り合せることによる音への影響と、見た目のインパクト、どれを取ってもこのモデルにピッタリとマッチしたのではないでしょうか。こうして出来上がったのがTFR-Iでした。

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BODY : (Top) Quilted Maple (Back) Alder
NECK : Maple , Walnut , Padauk 7 Pieces
FINGERBOARD : Ebony , 24frets
INLAY : Abaron Dot
SCALE : 864mm (Long)
NUT : Bone
JOINT : Neck-thru-body
TUNER : GOTOH
BRIDGE : Schaller 3D4
PICKUPS : (Neck) Bartolini MBC , (Bridge) Bartolini MBC
CONTROL : Master Volume , PU Balancer , 2 Band EQ
  ESP TECH'S NOTE
TFR-IをMatt See Thru Purple、Matt See Thru White、See Thru Redの3色で発売した後、次のモデルのシェイプを決めるため、レコーディングスタジオやテレビ局、事務所、レコード会社の会議室などで空いた時間を利用して作図と修正を繰り返し出来上がったのがELT-Iです。

左の画像は、実際に立体的なシェイプを見るため、発泡スチロールを削ってサンプルを作ってみた時のものです。

次にどんなベースが出来上がるのか、各雑誌の取材が多数ありました。

雑誌記事の拡大画像はこちら

基本的なポイントはTFR-Iを継承しつづも全く新しいtetsuyaモデルの誕生でした。

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BODY : Alder
NECK : Maple
FINGERBOARD : Rosewood , 21frets
INLAY : Abaron Dot
SCALE : 864mm (Long)
NUT : Bone
JOINT : Bolt-on
TUNER : GOTOH GB-2
BRIDGE : ESP Vintage Style
PICKUPS : ESP Original
CONTROL : Master Volume , 2 Tone , 4 Slide Switch
  ESP TECH'S NOTE
1998〜1999年、この時期にはFVタイプ、335タイプ、ThunderBirdタイプ等、いろいろなタイプのベースを試作しました。
Bass IV もこの時期に打合せを重ね、詳細を詰めて完成させた1本です。 その時の試行錯誤がこの画像からもお分かりいただけると思います。



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BODY : Alder
NECK : Maple
FINGERBOARD : Rosewood , 21frets
INLAY : Abaron Dot
SCALE : 864mm (Long)
NUT : Bone
JOINT : Bolt-on
TUNER : SPERZEL Trim-Lock
BRIDGE : Warwick Combination Bridge
PICKUPS : ESP Original tetsu Model Bass Pickup
CONTROL : Neck Volume, Bridge Volume
2 Band EQ , PU Select Switch
  ESP TECH'S NOTE
1999〜2000年にかけてセットネックとボルトオンの2種類作られました。
スロッテッドヘッド(ヘッドに溝を作りそこにペグが付ける構造)を採用したモデルで、FRONT PUの位置が一番ネック寄りな事から「重低音が出るベース」が一般的なこの手のベースのイメージですが、PUの中身をオリジナルにしてあってジャズベ系な音になるよう工夫してあります。

1999 GRAND CROSS TOUR では"死の灰"、"It’s the end"、"trick"、"HONEY"等で使用。
後に完全限定40本でモデルとして発売されました。

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BODY : Alder
NECK : Maple
FINGERBOARD : Rosewood , 21frets
INLAY : Abaron Dot
SCALE : 864mm (Long)
NUT : Bone
JOINT : Bolt-on
TUNER : Kluson Type
BRIDGE : Gotoh GTC102
PICKUPS : Seymour Duncan SHRG-1 , Seymour Duncan SJAG-2
CONTROL : Master Volume , DiMarzio 5 Way Switch
  ESP TECH'S NOTE
ベースのショートスケールに6本の弦を張り、ギターのちょうど1オクターブ下のチューニングで使用する、ベースのようでありギターのようでもあるモデルです。
ニューヨークで活躍しているジャズベーシストのCharnett MoffettやJoseph Foley Mccreary等が、ベースに細いゲージの弦を張り、メロディーラインをギターのように弾いているのを思い出しました。
Joseph は4弦ベースにプロトタイプのベース用Floyd Roseを取付け、“ギター”と紹介される事もありました。
彼らはそういうベースをピッコロベースと呼んでいましたが、このモデルはそれをさらに発展させたようなベースとなりました。

ベースでありながら、ギターのようなメロディーラインも奏でる事ができる、
tetsuya氏ならではの発想と、創造力の豊かさだと思います。

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BODY : Alder
NECK : Hard Maple
FINGERBOARD : Maple , 24frets
INLAY : Dot
SCALE : 864mm (Long)
NUT : Bone
JOINT : Bolt-on
TUNER : GOTOH GBS510
BRIDGE : Wilkinson WBBO-6
PICKUPS : (Neck) Bartolini PS46C (Bridge) Bartolini PS46C
CONTROL : Master Volume, PU Balancer , Treble, Bass, Mid Boost Switch
  ESP TECH'S NOTE
"NEO UNIVERSE"で衝撃的なデビューを飾った多弦ベースです。
Bandit Sixという名前が付く前は、"NEO UNIVERSE"で使われていたためNEO SIXと仮名で呼ばれていました。
赤を基調としたマーブルカラーが鮮烈で、6弦という事もあり、初めて目にした時のインパクトはかなり衝撃的だったことでしょう。
通常のベース音域の高い方に弦を2本追加したような形で、メロディーラインを弾いたり、リードギター的な音を出す事を可能にしています。

このモデルの基デザインはESP LA工房のYuyama氏によるラフ案です。(画像下側のデザイン)

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BODY : Alder
NECK : Hard Maple
FINGERBOARD : Maple , 24frets
INLAY : Dot
SCALE : 864mm (Long)
NUT : Bone
JOINT : Bolt-on
TUNER : GOTOH GBS510
BRIDGE : Willkinson WBBO-4
PICKUPS : (Neck) Seymour Duncan Jazz Bar Special
(Bridge) Seymour Duncan Jazz Bar Special
CONTROL : Neck Volume, Bridge Volume , 2 Band EQ
  ESP TECH'S NOTE
このベースは2000年の製作当初は3 Tone Sunburstだった物を、2005年にMarbleに塗り替えました。
左の画像は3 Tone Sunburstだった頃のもの。(2000年11月名古屋ドーム、チューニングルームにて)
ピックアップはこのモデルの為に Seymour Duncan に依頼してソープバータイプでヴィンテージJazz Bassのような音がするPUをオリジナルで作ってもらいました。

画像右側は、2000年に同時期に作られた色違いバージョンで、イリュージョンカラーという見る角度で色が変わる特殊塗料を使用したProvidenceです。

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BODY : (Top) Quilted Maple, (Back) Ash
NECK : Hard Maple
FINGERBOARD : Maple , 21frets
INLAY : Abaron Dot
SCALE : 864mm (Long)
NUT : Bone
JOINT : Bolt-on
TUNER : GOTOH GB11W
BRIDGE : GOTOH J510SJ-4
PICKUPS : (Neck)ESP Custom Lab CL-P-J-1n
(Bridge) ESP Custom Lab CL-P-J-1b
CONTROL : Master Volume , 3 Band EQ(ESP Cinnamon)
  ESP TECH'S NOTE
アルバム「SMILE」レコーディング時、tetsuya氏所有のJBタイプベースの音を目標に、ESPのベースAM J-4をアレンジし、度重なる試行錯誤の後にデザインが決まりました。
パーツは当時新製品だったESP Custom Lab CL-P-J-1n/bピックアップと3 Band EQ (ESP Cinnamon)を試した結果、これを採用することになりました。
ALNICO 2マグネットを使用したポールピースは、各弦に合わせた高さに調整されていてクセがなくクリアーで上品な音を作り出すピックアップです。
2004年4月のリハーサルで試した後「SMILE TOUR 2004」からメインに使用されました。

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BODY : (Top) Quilted Maple, (Back) Swamp Ash
NECK : Hard Maple
FINGERBOARD : Maple , 22frets
INLAY : Abaron Dot
SCALE : 889mm (Long)
NUT : Bone
JOINT : Bolt-on
TUNER : HIPSHOT Ultralite
BRIDGE : GOTOH 404SJ-5
PICKUPS : (Neck)Seymour Duncan SJ5n-67/70
(Bridge) Seymour Duncan SMB-5A
CONTROL : Master Volume, PU Balancer , Bridge PU Coil Sprit Switch , 3 Band EQ(ESP Cinnamon)
  ESP TECH'S NOTE
2006年当初はBuzz Bassを5弦にしたモデルを使っていましたが、「全て5弦ベースをメインにしたい」と言う事で新たに開発したモデルです。
15th L’Anniversary 東京ドームで初登場。
リハーサルでPUやプリアンプなど数種類を試した後、この時のアンプやエフェクター等の機材にマッチしたSeymourDuncan PUが採用されていましたが、 後のツアーではその時のアンプやエフェクターのマッチング等を試しながらBartoliniに変更となりました。

開発にあたっては、数多くの資料を基にデザインを繰り返し、tetsuya氏の求める理想を形にしていきます。
昔は厚紙や発泡スチロール等で型を作ってみたりしたものでしたが、今は全てパソコンによる精密な作図が製品化に役立っています。 (画像は実際にBardicをデザインした時の物)

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BODY : Alder
NECK : Hard Maple
FINGERBOARD : Maple , 22frets
INLAY : Dot with LED
SCALE : 889mm (Long)
NUT : Bone
JOINT : Bolt-on
TUNER : HIPSHOT Ultralite
BRIDGE : GOTOH 404SJ-5
PICKUPS : (Neck)tetsuya J5-69
(Bridge) tetsuya MM5-69
PREAMP : ESP tetsuya LC-1
PAINT : Art Direction and Design by kurry
CONTROL : Master Volume, PU Balancer ,
3 Band EQ , 3Way Bridge Pickup Coil Tap Toggle
  ESP TECH'S NOTE
グラフィティーアーティスト(自称“ぺインター”)のkurryさんにデザインを依頼したモデルで、依頼してから約1年間にわたり数多くのデザインを作っていただいた中から選ばれた2本の作品が、Bardic Union Jack と Bardic Tricolour です。
kurryさんが作ったデザインの一部を紹介!

kurryさんは大阪在住の方なので情報のやり取りはほぼメールで行われました。
デザインをお願いして間もなくESP新東京工場に来ていただき、工房の職人達とも情報交換していただきました。

以下はkurryさんの自己紹介です。

高校卒業後、数々の美大を受けるも全て不合格
浪人するもまた不合格
専門学校に入るも中退
特に受賞歴なし


アーティストの真価は、学歴や華々しい受賞歴ではないです。

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