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伐採された原木は一定期間貯木場で水にさらされ、細胞内に結合した水分を抜かれます。続いて大まかに製材して野外に積み上げ、自然乾燥によって導管内の水分を1〜5年かけて抜き取ります。この過程で割れの出たもの、ゆがみの大きなものははじかれます。最後に熱風による強制乾燥で含水率を下げ、再び寝かせて安定させます。そして、必要な寸法に製材し検品に合格した材のみが使用されます。
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いかに完璧にシーズニングされた木材でも、ことネックに関しては数十Kgにもなる弦の張力によって反ってしまう事は避けられません。弦張力が勝った順反り、ネックの強度が勝った逆反り、その両方に対応可能なバイフレックス・トラスロッド・システムは、最良のネックコンディションを得る為に最適なネック調整システムです。
※一部機種を除く |
一度パーフェクトな調整がされたネックも、気候の変化、ギターに課せられる環境によって狂いが生じるのは、木と言う材質にこだわる以上避ける事は出来ません。ESPではその狂いを最小限に押さえる為、ネック内にカーボンロッドを内蔵しています。振動特性の良いカーボンが楽器のレスポンス向上にも役に立っています。
※一部機種を除く |
ボルトオンジョイントギターのネック調整は、知識や経験が必要とされる面倒な物でした。しかし、このホイールナットの採用によってオーナーのストレスは軽減され、よりこまめなメンテナンスが可能になったのです。
※一部機種に採用 |
ノイズを生む電波に対して無防備なキャビティは、導電塗料によってコートされており、デリケートなピックアップからの信号を守ります。
※一部機種を除く |
"演奏の要となるフレットが演奏の邪魔をしてはいけない"。ごく当たり前の点にESPのビルダーは誇りを持って挑んでいます。フレットを感じさせない丁寧な仕上げは、なめらかなフィンガリングを約束します。また、その仕上げを移動時などに傷めぬように、フレットプロテクターが付属しています。 |
ギターから出力される信号の最終出口には、信頼性の高いUSA
スイッチクラフト社のジャックを使用。従来の物とは耐久性が違います。 |
BOUNES社の高性能なヴォリュームポットを使用しています。音のヌケ、回転トルク、抵抗値のカーブなどどれを取っても一級品です。
※アクティブサーキットを除く |
ヘッドにわずかな角度をつけたCT
SYSTEM。さらに、GOTOH MG-Tシステムロックチューナーの採用により、適正なテンションの確保とチューニングの狂いの減少に成功しました。弦交換が楽なのは言うまでもありません。
※SNAPPERの一部、およびTHROBBER全モデルに採用 |
ギターには、弦交換も容易にでき、チューニングの安定性も抜群の、ロック式のGOTOH社製MG-Tシステムを内蔵したペグを採用しています。 |
ストラップピンの取り付けには革のクッションが使用され、ボディへのダメージを減らすと共に、ゆるみ防止にもなっています。 |