はじめまして。

今回はいつもの秘密工作員君がどうしても都合がつかないということで、ピンチヒッターの大役をスーパー悪玉社員様から命じられましたESPの事務OL社員です。

会場に向かう途中、スーパー悪玉社員様から電話が入りました。



「(今日のレポートは)俺や秘密工作員と違った視点で書いてくれ」とのこと。




「で、コードネーム決めたから。『熟女A』。」



(私)「・・・(‐_‐#)」




熟女って…一応、アルフィーファンの端くれとして、ラジカルティーンエイジャーとかnineteenの精神で日々過ごしている私としては割と不本意。
しかも、スーパー悪玉社員様と私は同い年…。ま、実年齢はnineteenふたり分に近いから仕方ないか…。「スーパーお局社員」とか「負け犬A」なんてのよりはマシかな…。
なんてくだらないことを考えているうちに会場に到着。




初日ということで開場時間が押していたため入場待ちの行列ができており、本番直前まで熱心にチケットを探すファンの方も多く、会場前は人・人・人でごった返しておりました。





会場に入ると1階席の後ろに案内されました。ちゃんとレポートを書くためには見やすい位置を確保せねば…。後方でも大丈夫なようにヒールの高い靴をはいてきましたが、背の高い男の子の後ろはなるべくパスです。(背の高い男性ファンの皆さんごめんなさい…)


それにしても、一時期にくらべて男性ファン増えましたね。
以前は彼女に無理やり連れてこられたんだろーなーって人も結構みられたけど最近は積極的に楽しんでる青年やサラリーマン風の殿方も増えてうれしい限りです。

音楽や楽器に興味をもってくれる男性がふえないと我々の業界、未来が無いので…。
しばらくウロウロした結果、確保しました、PAの後ろ。
視界をさえぎる人はほとんどいません。こういう時はおばちゃんパワー炸裂です。
<やっぱり「熟女」なのかな…(^^;;;)>




今日は開演かなり遅れるかなという予想に反して、定刻を10分程すぎたころ、SEが変わりました。STARTING OVER TOURいよいよSTARTです。

今回はツアー初日ということで、セットリストは一切明らかにすることが出来ませんが、レポート中、明らかに、「あの曲だ」とわかってしまうものもありますので、それについてはゴメンなさいです。







一曲目は・・・いきなりきました。このツアーになくてはならないあの曲です。
31年目に入っても30th Anniversary Modelは健在です。





続いての曲では、坂崎さんがギターをおいてハンドマイクを握ります。


王子がギターをTakamizawa Custom V Love&Peaceに持ち変え、3曲目、4曲目と続き、5曲目の前にドラムバトルです。今回のツアーは、カウントダウンに続き、ツインドラムです。



私の職場はいつも洋楽系のヘビメタ、パンク、ハードロックの曲が大音量で流れており、音楽好きにはたまらないはずなのでしょうが、事務仕事をするのには最も向かない環境で、事務職の私はいつも「あーうるさいっ!!(‐_‐メ)」と思いながら仕事をしておりますが、長谷川さんとソウル透さんのドラムは、いつでもどんなに大音量で聴いてもちっとも不快にならないから不思議です☆。透さんのドラムセットは明るい黄色です。ご本人のルックスも影響しているのでしょうか、ありがたい後光が射している気がします。



王子のギターが、2月のロックばんライブで披露されたSKULLがキュートな(?)NEWギターTAKAMIZAWA CUSTOM V "THE SKULL"に替わり、あの曲がきました。会場が一斉にジャンプします。私も飛びたーい…ハイヒールはいてくるんじゃなかった…あ、今日は仕事で来てるんだっけ…しかも回りは、関係者の方とスタッフの方ばかり



…やっぱり飛べない…。




無念のうちに曲が終わりここでMCかと思いきや、もう一曲来てしまいました。
個人的には「この曲聴けたら今日はもう終わりでもいいや」って思ってしまうくらい大好きなあの曲が前半できてしまいました。前半からこんなに飛ばしていいのでしょうか。(もちろんOK!)カウントダウンライブの再現って感じです。



そうしてやっとMCです。ここで客席は一同着席。
桜井さんと坂崎さんのいつもの絶妙なMCが繰り広げられます。
坂崎さんの「初日は何度やっても我々が一番、優越感!次のコンサートの時はいろんな人から情報いってるけど(私:はい、当社もこうして色々な情報を提供しております。)、今日この日だけは誰も何も知りません。次の曲知っているのは僕たちだけ」というお話に続き、花粉症ネタ、花見ネタ、酒ネタのお話の後、お着替えの済んだ王子の登場です。



派手です。鮮やかなローズを思わせる色です。ギターはHeart Angelです。ギターが衣装と一体になっております。衣装にあわせたギターなのか、ギターに合わせた衣装なのか、わからないほどマッチしてます。




実は先日、堂本兄弟でもおなじみのポールギルバート氏と一緒にお仕事をする機会があり、その際に私の好きなミュージシャンということで王子の話題になったとき、ポール氏が『カレハ、トテモ ウツクシイ デス。』と勉強中の正しい日本語でおっしゃってくださったことを思い出しました。本当に美しいです。


このコーナーでは、バラードが続きます。桜井さんと坂崎さんは「この衣装にこの曲合うかな…」とコメントされてましたが、私は意外と合っていた気がします。

バラードが終わり王子のMCのあと客席は一斉に立ち上がり、再び会場ヒートアップで一気に後半戦です。Venus Angelもご登場です。
本編最後の曲では、雪でしょうか、桜でしょうか、白い吹雪がステージを舞っています。
実は私、この日の前日が日帰り札幌出張でして、東京は桜が咲いてましたが、札幌は夕方から雪が降っておりました。したがって、雪にも桜にも見えてしまったわけです。ツアーが札幌で行われる頃にはどんな展開になっているのでしょうか。(^_^)v最後の曲では山石さんのキーボードのメロディーが特に美しく印象的でした。



アンコールもドラムバトルでスタートです。クーーーーって感じです。ドラも響きます。
アンコールでは坂崎さんのダブルネックもご登場です。その後、6弦、12弦(今回のライブは12弦の登場回数が多いような気が…。)、アコギと曲ごとにお持ちになるギターが変わります。このときは黒のタンクトップを着ていらっしゃったようです。
私のアルフィーファンの友人(昨年人妻になったためライブ参加数激減)に『ギターをひいているときの幸ちゃんの腕のラインが好き!』ということで坂崎さんがTシャツもしくはタンクトップで出てくると異常に盛り上がる女性がいるのですが、彼女が見たら喜んだだろうな…。彼女を見てると、ライブの見方も人それぞれ色々あるんだなと思います。(^^;;;)
桜井さんのベースはESP SO-5なのでしょうか。オレンジのような黄色のような微妙な色合いが気になります。
(スーパー悪玉社員注:NEW BASS SO-5の色はナチュラルです)


桜井さんが踊ってます。激しいです。昨年のライブでは膝の調子が良くないとおっしゃってましたが、完治されたのでしょうか。やっぱりダンスといえばこの人ですね!

アンコール終盤、Donaldギターが登場です。客席ではピンクの手袋が揺れています。ちょっとしたお花見気分です。初日で何の曲をやるのかわからなくても皆さんやっぱり用意してきてるんですね。
Donaldに続いてドラえもんの登場です。(もちろんギターの話です。)

次の曲は「タンポポの詩」かな…と思いきや、えっ?…違う…そう来ましたか。やっぱりラストはこの曲ですよね。



2回目のアンコールは3人の奏でるアコースティックサウンドが光ってました。アレンジが新鮮でした。今回のツアーは、セットがライティングを中心としたシンプルなものなので、「聴かせます」「曲で勝負します」という印象をうけました。


そして王子の「またゼロからやり直して、あと30年、前代未聞のバンドとして足跡を残したい」というMCの後、最後の曲です。

今年もついていかせていただきますと思った春ツアー初日でした。


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