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<ESPよりお願い>
この文章には秋ツアーのネタバレが相当ギリギリな感じで含まれております笑。 ネタバレをご希望でない方は、絶対にご覧にならないでください! |
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名古屋までやってきた目的は、“シャチぼん” ではなく、(折角名古屋まできたので、シャチぼんもおいしくいただきました。) “金シャチ・ギター”! ご当地にゆかりのあるものをモチーフにしたギターというとユ98年の夏イベで登場した『KAWASEMI』というギターもありましたが(皆さん、覚えていらっしゃいますでしょうか?)、今回作成の『金鯱ギター』は、完成と同時に記者会見まで行われてしまった強力なギターで、王子の意気込み&日本全国のアルフィーファンの注目度&地元の期待のすべてにおいて、まさに『前代未聞のご当地ギター』なのです。 先日、悪玉様がわざわざ名古屋から広島経由で持ち帰ってきてくださった某スポーツ新聞で、私もそのド派手でおちゃめな雄姿を確認しておりますが、これはやはり実物を見なくてはということで、いつにも増して気合を入れて名古屋までやってきました♪。 (頭の中がすっかり『金鯱モード』になっているので、本日のレポートは金鯱がらみのものしか見えなくなっていることをお許しくださいませ。) 『金鯱ギター』をつくるきっかけとなったFM AICHIの「王子の玉子」は残念ながら私の住んでいる所では聴けないのでホームページをみて放送内容を想像するしかないのですが(愛知のみなさんがちょっとうらやましいです)、ホームページでは名古屋にちなんだ食べ物ネタが多くて、名古屋の食べ物が大好きな私にとってはどれもそそられるものばかりです。 ライブ当日の午前中、私は、「王子の玉子」のホームページがきっかけで知った「赤味噌ラガービール」と「金鯱ビール」と、前回、春ツアーで来たときにみつけてすっかり気に入ってしまった「八丁味噌ポップコーン」を求めて名古屋市内を奔走しました。無事すべてGET!(^^)v 「八丁味噌ポップコーン」は名古屋城の敷地内の売店で売っているのでついでに名古屋城も見てまいりました。前回来た時には、シャチホコは修復中で見ることができませんでしたが、今回はしっかりとお城の屋根の上にのっておりました。オリジナル(?)も、輝きを増して神々しい光を放っておりました。 さて、本日は、レインボーホール限定グッズ「王子の玉子」の販売があるというのでいつもより早めに会場に向かいました。 私にとっては4年ぶりのレインボーホールです。「グッズ売り場はどこに・・・・・!!!!!」 販売開始の予定時間までまだ2時間以上ありましたが、すでに長蛇の列! 「玉子買えるかな・・・?」(←ここだけ読むとスーパーの特売みたいですね) とりあえず並んでみました。 列はどんどん長くなっていきます。係員がいなくてもファン同士で行列の最後尾を確認してちゃんと列ができていくのです。どこまで伸びるのかと思ってみていたら、きちんと途中で折り返し、ホールの敷地内でおさまるように列ができていく様子には感動すら覚えました。 しかし、その一方で天気予報どおり気温がどんどん下がってきて、ポツポツと雨粒まで落ちてきました。寒さで膝がガクガクしてきました。手足もしびれてきました。ちょっぴり頭痛も・・・。(これ以上ここで我慢してると体調不良でライブ見られなくなるかも・・・。)だけどここであきらめたら今までの時間は無駄になってしまうし、アルフィーがらみで「限定」「記念」となるとやっぱり手に入れたいという執念の方が勝ってしまい、やっとの思いで玉子GET!(でも、この我慢により後ほど大変なことになってしまったのですが・・・。) 今日は会場の入口でメモリアルチケットの他に、「特製しゃちほこギターステッカー」をいただきました。(ほんとに今日はシャチホコづくしです!) 定刻を約10分ほど過ぎて開演。 今回のツアーのオープニングはアクアリウムというか、熱帯魚の水槽のイメージということを以前のレポートでかきましたが、今日は会場が大きいので、水槽というよりは深い海の底から上の方にある光や泡を眺めているような感じになっておりました。 MCのコーナーでは、毎回楽しみにしていた「もしも音楽をやっていなかったら○○になっていたかも」シリーズのお話が本日はありませんでしたが、(残念!) そのかわり、 坂:「高校の頃を思い出してなんかやりましようか?吉田拓郎?」 桜:「お前似てるからいいけど、俺似てないもん!」 ということで、(私としては、お二人で歌う吉田拓郎も聴いてみたかったのですが・・・。) 坂崎さんと桜井さんのお二人でサイモン&ガーファンクルの曲から“これをやるのはローソン(のアコースティックライブ)以来”という久々の1曲を披露していただきました。 やはり絶品のハーモニーですね! ベースを弾く桜井さんも素敵ですが、こういう曲を、楽器を持たないで椅子に座って歌うときの桜井さんもボーカリストの魅力全開でバリバリ格好良いです!(先ほどまでのトークとは別人・・・。) その後、「ニューカレドニアの、天国に一番近い海(桜井さん談)」のような真っ青なスーツに着替えた王子も加わってCSN&Yの曲から1曲披露。 (こちらは割とおなじみの曲です。) もう、これだけでも大満足です。\(^v^)/ 本編もいよいよ最後の曲になりました。 本編では金シャチ君の登場はないようです。 と、その時、(痛っ!)左足に激痛が・・・。グッズ購入時の寒さが災いしたのでしょうか。足が攣ってます。 ステージの上では粉雪が舞う演出があり、曲調とマッチしてすごくいい雰囲気になっていたので、周囲の人からは感動して座り込んで泣いてるように思われたかもしれません。何もこんなときに攣らなくても・・・。 まだ、金シャチ君の姿を見てないので帰るわけにもいかず、本編最後の曲からアンコールが始まるまでひたすら足を温めたりマッサージしておりました。(泣) やっと痛みが治まった頃、1回目のアンコール開始! ついに、その時がやってきました! 金のうろこをあしらったようなイメージの衣装に身を包んだ金鯱ルックの王子にかかえられ、金鯱君の登場です! 噂どおり、派手です。いや、派手過ぎです!! この金鯱君、目が光るというすごい特技?をもっているということで、照明をおとしてステージ上を暗くして、どのように目が光るかを披露していただきました。 たしかに、暗闇の中で目の部分が白く光ってます!私のいた2階スタンド席からもバッチリ確認できました。光物が大好きな私としてはこのギター、みているだけで妙に血が騒ぎます! 『BEST HIT THE ALFEE』で金鯱魂炸裂です。 足が攣ろうがなんだろうが、ここはしっかりと立ち上がって見ておかなければ・・・。 今日アンコールは最初から最後まで金鯱君が大活躍でした。 この種の変形ギターは「弾きづらい」とか「音よりビジュアル重視」などという評価をいただいてしまうことが多いようですが、この金鯱君には「音の良し悪し」だけでは語れない特別なオーラがあります。 本編の最初のころのあの遠慮気味な微妙なノリはいったいなんだったんでしょうっていうくらい、アンコールは大盛況になっておりました。今日のこの盛り上がりは金鯱君なくしてはありえないのです。 メドレー終盤でステージから銀のテープが飛び出し、アリーナ席の皆さんが拳といっしょにその銀テープを振っています。2階からみていると、銀テープが水面のさざ波のように見えて、銀の波の上で金の鯱が大暴れという、この上ない豪華な光景になっておりました。 金シャチ君の興奮が冷め切らぬうちに2回目のアンコールへ。 ここで王子から今後の金シャチ君に関する重要なお知らせ(?)が・・・。 王子:「名古屋は突然身近になったきがします。急に地元になった気が・・・。金鯱ギター、最初は全国に広めようとおもったけど先ほどハタと気が付いた!他の地域でやって意味があるか?札幌で金鯱だっ!ていってもどうなんだろう・・・。お・そ・ら・く、これは名古屋限定のギターになると思います!」 どうやら、このギターは今後名古屋限定で活躍することになりそうです。でも、仕事や学業の都合で全国に散っている愛知出身のファンの方もたくさんいるでしょうから、そういう方達のためにも全国で披露してもよいのではないかと思うのですが・・・。 「おそらく」ということなので王子の気が変ることを願っております。 王子のMCはライブへの思いを語る内容に変わっていきました。 「自分達の本質はステージの上!」 と熱いお言葉を頂きました。 そして坂崎さんのソロが魅力の、THE ALFEEを象徴するあの名曲のイントロが静かに流れてきました。今度は足の痛みの涙ではなく、ホントの感激で涙です。 この曲だけで終わっても、充分感動的だったのですが、今日はさらに、もう一曲ありました。 今日のアンコール、最高です! 立て続けに「この曲が聴きたかった!」って曲をさらっとやってくれちゃうのですから・・・。 レインボーホールのライブは、「いつもかわらず俺達はここにいるぞ!」という王子のシャウトで締めくくられました。 次はいよいよ武道館3DAYSです。 金鯱に続いてまた新たなギターが登場予定とのこと。 秋ツアーも大詰ですが、まだまだ目が離せません! 余談ですが、最近、悪玉様のお仕事の様子を観察していると『鶴の恩返し』のお話を思い出します。(締め切り近くには一人夜遅くまで工房にこもって作業をされて、ものすごい作品を完成させ、完成後には衰弱しているので・・・。ご本人のルックスは鶴より鷹とか鷲って感じですが。) 次のNEWギターを楽しみにしつつ、金鯱君のゴージャスな姿を思い出しながら晴々とした気分で足を引き摺り会場をあとにしたのでした。 |