どーも皆様!ご無沙汰しておりました秘密工作員です!

ついにやってまいりましたよ!25回目、節目の夏イベ!
もう楽しみで楽しみで指折り数えていた日がついにやってまいりました!
さあ!いつものようにまずはESP渋谷クラフトハウスへ行ってからヨコハマへ向かおう!

と、会社を出た途端、、、

「ザーーーーッ!ドーーーン!ゴロゴロピッカー!」

ものすごい勢いで豪雨と雷鳴と閃光が走っております!

「う・・・うそ???・・・・・だ・・・大丈夫かなあ・・・」

でも、きっと本番が始まる前にはきっと雨もやむさ!
そうだ!そうに違いない!と信じることにしました。

渋谷に到着したころも豪雨は続いており、店内はいつになく閑散としておりました(笑)。
これはやむを得ません。。。

しかし大変お足元の悪い中、ご来店いただきありがとうございました!


これが新発売のFlyng TV PIS COLLECTION。A-Guitarsでもお求めいただけます。


これが今回の目玉その1!王子の機材を出来る限り再現しております!


夢のサウンドシステムでご試奏いただけます。


そして今回の目玉その2。王子がROCKばんで使用していたゴージャスソファ特別展示です!


王子の機材コーナーでも試奏しているお客様がいらっしゃいました。
おお!これは星ディスのイントロじゃないですか!
ほんの少しのお時間でしたがお客様とお話も出来て楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

しかし雨が心配なので今日はちょっと早めに出よう!ということで、早速横浜へゴーです!

渋谷からヨコハマへ向かう車中、私はひたすらこの25回目の夏イベについて思いを馳せておりました。

一口に25回目の夏イベと申してしまいましたが、本当に、本当にこれは大変なことですよね?

まず、やはりなんと言ってもTHE ALFEEの強い意志です。だって25回目ですよ!!!
ファンの皆様と一緒に作る、夏の野外でしか絶対に得られない思い出たち。
真夏の夕方から夜へかけて、空が夕日が星空が、最も美しい時間帯を数万人で共有し、
ALFEEと一緒に、歌い、笑い、涙する。
そしてみんなで一緒に花火を見る!
これはもう絶対に「夏イベ」でしか得ることのできない、言葉では言い表せないほどの感動です。
THE ALFEEが私たちに与えてくださる最高のプレゼントです。

考えてみますと、まったく何の施設もないこういった場所をコンサート会場に変えてしまうというのは、
私のようなド素人が想像しても、どう考えたってものすごい大変なご苦労があるのだとお察し致します。
巨大ステージから電源から照明から大型PAシステムから楽器から巨大スクリーンからカメラスタッフから
パイプ椅子からトイレから物販からフードから場内係員さんから・・・そして大花火まで!!
もう書ききれないほど何から何まで!を、その「場所」へ持って行かなくてはならないわけです。
一体何台のトラックが必要なのでしょう???
一体何人のスタッフが徹夜してステージを製作しているのでしょう???
毎年ドデカイ花火を打ちまくってるし・・・
チケットはいつもメモリアルなグッズという形式になってるし・・・

チケット代は本当にこれで大丈夫なのでしょうか???

普通に商業主義の理屈だけで言えば、ここまでやりませんよ・・・しかも25回なんて!

しかも毎年場所を変えて!!!

でもそれらすべては、THE ALFEEからファンの皆さんへの「夏の最高のプレゼント」のためなのだと思います。いや、そうでなあくてはこれはありえないでしょう!!!

ファンの皆様ももちろんそれをわかっているから、こんなにもたくさんの方々が全国から集まってくださっているんですよね。

だから、夏イベは熱い!!!



と思いを馳せながら馬車道駅に無事到着!






おお!!

なんと馬車道駅が、THE ALFEE一色に染められております!
歴代25回を数える夏イベのポスターとライブ写真が、もう駅中にちりばめられております!!!

だから、、、本当にこれ大丈夫なんですかっ!!!笑。

どこまでもどこまでもファン想いのTHE ALFEEです。
そして、だからこそファンの皆さんはこんなにも熱いのですね!

その熱い想いが雨をも吹き飛ばしたのでしょう!こちらはなんとか晴れています!
会場のステージセットは、、、おお!これは赤煉瓦をイメージした感じになっているのかな?
さらに今年はいつになくタテに長い客席となっております。最後列から見るとこんな
感じです。






去年より全然人が多いのがわかります。。。な、何万人ですか・・・

もはやどこからどこまで人がいるのか、全く判別がつきません。。。

さあついに開演です!
OPENINGのSEが流れ出すと、なんと最後列から「THE ALFEE 25th Summer」と書かれた
超巨大フラッグがファンの皆さんの頭上を通ってステージの方へ向かっていきます!
このタテに長い巨大な会場で、超巨大フラッグが動いている光景は圧巻です!

そして、ステージの花道中央あたりまでに来たとき、なんとそのフラッグが、ふわーと盛り上がっていきます。ん?なんだ?なんで???
と思っていたらそのフラッグがパッとめくられて、その中からメンバーが登場!!

これは夢か幻か???マジでトリハダが立ちました!!!

まさに25回目、節目の夏イベにふさわしい圧巻のオープニング!!!
曲は???
おお!!!「Victory」です!!!桜井さんの誇り高き美声が横浜港に鳴り響きます!

王子はFlyng TVをお手にとられております。坂崎さんはTSK。桜井さんはいつもの3TSのプレベです!
桜井さんは花道ステージに仁王立ち!王子と坂崎さんは花道から上手下手にわかれて歩いております!
早くも会場には数万本のコブシとフラッグが上がりまくり!

「Victory」の高らかなるオープニングセレモニーの後、曲は「不良少年」へなだれ込みました!
さあ坂崎さんの出番です!中間部では王子のロケンローなソロを堪能させていただきました!
さらにはツインドラムも大炸裂し、もう会場はエライことなってます!

そして、ヨコハマ港に王子のドリルサウンドが鳴り響きました!
これは「JOURNEY」確定の演出です!

ここで客席がちょっとざわついております。。。
そうです!ついに出ました!NEWギター第一弾です!オリエントエクスプレス!
なんとか間に合わせましたね悪玉社員・・・涙。
ネックの指板のところにでっかく「ORIENT EXPRESS」とインレイが入れてありますので、
きっと会場の皆さんもおわかりいただけたのではと思います。
とにかく2バスx2の重低音四輪駆動の超豪華爆走オリエント急行が発車オーライでございます!
王子はスライドバーをつかったリフや、ワウを駆使したホットなプレイが炸裂!

さらに「Stand Up,Baby -愛こそすべて-」へなだれこみます!
王子はハンドマイクでヨコハマ港を切り裂かんばかりの超ハイトーンシャウトを連発!

そして坂崎さんの「先ほどまではカミナリが鳴っていたのに、こんなに晴れるなんて奇跡ですね!」
という爽やかなMCに続く「NEVER FADE」のイントロで、、、

事件は起こりました!!

私はメモを取っていてその瞬間は見ていなかったのですが、お隣にいらっしゃる女性
の方が突然
「キャーーーッ!」と言ったのでびっくりしたのです。

何か起こったのかと思ってステージを見てみると、何とっ!

お、王子〜〜〜〜〜〜〜っ!!!


「痛い・・・痛い・・・ANGELちゃんに顔を殴られた!」と顔を押さえておいでです。
雨でステージが滑りやすくなっていたのでしょう。。。さらに、転んだ拍子にHEARTANGELの羽の部分が
お顔に当たってしまったそうなのです!
幸い、大事には到らなかったようなのでよかったです。。。

このアクシデントにより、演奏が一度止まってしまったのですが、
桜井さんは「そんな形のギターを使ってるからだ!やっぱりギターは普通の形が一番♪」と力説しておられました笑。
また、「こういう雨のときは足下を拭く係を決めよう!」と言って坂崎さんとお二人でステージを雑巾で拭き始めました笑。
こんなアーティストは見たことがありません笑。

とにかくこういったアクシデントでさえも、アドリブで逆に盛り上げてしまうのはさすがです。。。

とにかく王子が復帰し、しきりなおしの「NEVER FADE」!そして続く「冒険者たち」では、またまた
春ツアー名古屋デビューのFlying-TV "KUROGIN"が登場しました。
スパークルブラックのサンバーストのモデルです!カッコイイ!

そして来ました!「メリーアン」!!夏イベで聞きたいシリーズ炸裂です!
Aメロの歌い出しのところで、桜井さんが花道中央へ歩いて行ったのですが、
ここでツルッと滑ったらしく、かなり慌ててらっしゃいました笑。

続く坂崎さんのMCです。
「メリーアンは23年前の曲ですが、まだ現役です!」というと会場から大喝采がわき起こりました。
「メリーアンを歌って23年!ツヤツヤで艶やかな歌声。ツルピカボーカルまさちんをご紹介します!」
と言って桜井さんを紹介していたのがウケました笑。

今年の春ツアーのアンコールでずっとやってきた「海へ行こう!」シリーズですが、
「本当に海に来たぞ〜!」とおっしゃっておられました。

本当にこの会場は海に面しているのです!左手にはベイブリッジが拝める絶景ポイントです。

さあつづいてこれもやっぱり夏イベで聞きたいシリーズ「My Truth」です!
王子はイントロでGibson LPを使って付点八分のディレイフレーズを奏でてらっしゃいます。
坂崎さんのハートウォーミングな歌声が横浜港を包み込みます!
このころになると、心地よい爽やかな海風が吹いてきて、なんだか「My Truth」にすごくマッチしていて最高でした。

つづいて、この春ツアーのテーマである「ONE」。夏の野外で聞く「ONE」は特に心にしみました。
そして「ONE」から巧妙なアレンジで「I LOVE YOU」へなだれ込みました!待ってましたとばかりにパイロが炸裂!
王子はPRS Single Cutのレッドでアウトロをいつもより熱く、長く、激しく展開!

そして王子MCです。
「長年やってきたけど、ANGELちゃんに殴られたのは初めてだよ」とおっしゃっておられました笑。
何でもオープニングでも一回転んでいるらしく、本日だけで2回転んだことになるらしいです。
王子の伝説に、また新しい1ページが書き加えられてしまいました。。。

そして夏イベ恒例の「全国どこから来たのアンケート」では、本当に全国の津々浦々からたくさんの皆さんが大集合していることが発覚!
しかも、アメリカから来てらっしゃる方もいて、王子もびっくりなさってました。

「25回目、節目のイベントだけど、25回出来たのは平和の証。この赤レンガでは10年前もやったけど、この辺も10年前とずいぶん変わったね。でもどんな時代も変わらないのはTHE ALFEEのライブだ!オレたちはやめるつもりは全くありません!」と感動的な熱いMCをしてくださいました!

「1982年に初めてこのイベントをやったとき、携帯もインターネットもなかった。それから時は経ち、現代は技術もここまで進歩してこんなに便利な世の中になったのに、、、でも戦争は終わってない。誰もが平和を願ってるはずなのに。」という王子のメッセージに心を打たれました。

そして桜井さんメインボーカルの「太陽は沈まない」です!ステージ上部に横長に設置された巨大スクリーンには太陽のイメージが表示されていてすごく綺麗でした。

さらにドラムソロから「戦場のギタリスト」。さらに「裏切りの前奏曲」へなだれ込みました!
流れるような美しいメロディが横浜港を包み込みます。横浜港にはライティングされた船がゆっくりと行き来しています。
そして続く「幻想-ILLUSION-」ではステージセットの照明がステンドグラスのようでとても綺麗でした。

そして本日のクライマックスとなる曲、「GATE OF HEAVEN」にて、ついにNEW ANGELが登場です!!!
THE ALFEEの音楽世界の深遠さを体現するこの曲にまさにぴったりのNEW ANGELは、
王子の新たなトレードマークとも言えるFlying-TVを抱えたANGELです。
王子はオクターバーをかけて壮大なメロディを奏でておられます。

そして本編ラストとなる「平和について〜On The Border」です。

THE ALFEEがアジアから全世界へ発信する最重要メッセージソングが横浜港へ鳴り響きます!
こんな時代だからこそ、平和への願いがこめられた壮大で力強いメッセージが会場を、
いやヨコハマを包み込み、感動的に本編が終了!


そしてアンコールです。満を持して登場したメンバーは、、、

こ、これはっ!!!

なんとアンコールではBEAT BOYSが登場です!

曲は「GREAT VACATION」!王子、いやポール・マッカーサーさんはPRSのレッドをお手にとられております。

ここで桜井さん、いやジョウジハリセンさんがついにNEW BASSを登場させました!

ブラックのカスタム!まさにハリセンさんらしい、渋いモデルです!

客席はもう大盛り上がり!ついに海へやってきた「BEAT BOYS」です♪

ハリセンさんメインボーカルの「夏のTAWAGOTO」、坂崎さんいや、じょんのれんさんメインによる「やさしい黄昏」、そしてマッカーサーさんがメインの「HEART BREAK LONRY RAIN」と立て続けに来ました!!

あの伝説のステップが!!
楽器を覚えたBEAT BOYSバージョンで炸裂しておりました笑。


そしてメンバー紹介に続き、ついにTHE ALFEEが帰ってきました!
王子はまたもやNEW ANGELをお手に抱え、桜井さんはNEWベース、坂崎さんはT'sTで、
曲は、、、今年のイベントタイトルの曲!
「STAR SHIP−光を求めて−」です!

さあヨコハマから大宇宙へ旅立つ瞬間がやってまいりました!みんなこの瞬間を待っていたのです!

3人の美しいコーラスワークから始まりひたすらノリノリでどんどん加速してゆくこの曲は、
まさにTHE ALFEEのポップセンスを代表する一曲と言えるでしょう。
この曲の何がすごいって基本的にAメロとサビしかないのです。
印象的なスペーシーなシンセサウンドのイントロからAメロの桜井さんの流れるようなメロディライン。
そしてサビはTHE ALFEEでしか表現できない3人のコーラスワークが炸裂!
それでいて誰もが一緒に歌えるキャッチーなラインです。
もうコブシ突き上がりまくりの超大盛り上がりするしかない名曲です!

ギターソロではパッと場面転換するかのような転調をし、誰もが一緒に歌えるメロディを展開。
そしてドラマチックにAメロへ戻るアレンジ。
さらにさらに、続くサビ後は思わず「ハッ!」としてしまう王子の突き抜けるようなハイトーンヴォイス!
これがこの曲のハイライトですよね。曲全体をグッと引き締めるのです。
イントロとAメロとサビしかないところにこの王子ブレイクがズバッと炸裂して、
さらに加速するがごとく流れるように半音キーが上がるアレンジで一気にサビをたたみかけるアレンジです。

あまりにも自然な流れなので普通に聞いてたらわからないのですが、とにかく加速!加速!加速!です。
そしてラストは全員で「Don't look back!」の超大合唱という、ほんとに無駄なところが一切ない凄まじいアレンジなのです。
これが84年の作品というわけですから、もう22年も前の作品!!信じられません。

そして王子はGibson LPをお手に取られ、何やらポロポロと弾いておられます。

そして、来ましたあああ!!!

「夜明けのLANDING BAHN」です!!!

私よりお姉さまの皆様はきっと伝説の日本平がフラッシュバックしてきたのではないでしょうか?
私は2003年の夏イベを思い出しました。。。そういえばあのときも雨でした。。。笑。
坂崎さんのブルースハープが熱い!もうたまりません!
こうして熱すぎるアンコール1が終了しました。

アンコール2で、王子は「今日はなんだか84年のヨコハマスタジアムを思い出すなあ」とおっしゃってました。
そして来ました!「Sweat & Tears」!!!もう絶対に夏イベに欠かせないテーマソングみたいなものですね!
25回目のライブ魂が炸裂しております!
王子は花道ステージから天空高く上昇してゆきました。シルバーの衣装の王子が、まぶしすぎて見えません!!!
とにかく横浜港を埋め尽くすコブシの波!波!波!

ライブが終わるとステージ裏から壮大な花火がうち上がりました。

なんだか今年はさらにものすごいスケールの大花火です!
「ドドドドドドドドド!」という2バスみたいに大連発花火もありました。

花火を終わるとメンバーは客席へ降りて最後部まで来てご挨拶。
ここまでやってくださるアーティストはいません!

本当に圧巻の25回目の夏イベ初日でした。

さあ、明日も楽しみです!!!