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| すでに2008年になってしまいましたが、武道館公演の模様をお届けいたします。 秋ツアーが始ってからの私の仕事は武道館公演のために用意するギター2本の製作に追われる毎日でございました。 高見沢氏はLP、FVに続くギターサウンドを求めるべく、新たな境地へと進んでおります。 LP、FVにはない独自のオリジナルギターサウンドを創りだすのは並大抵の事ではありません。 それを模索する手始めに選ばれたのはESP POTBELLYという機種でした。 すでにこの機種をベースにソロツアー用で1本(上画像左)製作しておりましたが、あくまでもソロ活動のハードなサウンドを想定したものでした。 今度はTHE ALFEEとしてオールマイティーに使えるものをコンセプトに更に検討を重ねました。 そこで数年前にPOTBELLYをもとに私独自の考えを盛り込み製作したモデル(CRAFT HOUSE Original POTBELLY)を3本、 秋ツアーで使用して直接意見交換をし、更に武道館公演までの短い期間で妥協のないものを作り出すための模索をした結果、 LPタイプのシングルカッタウェイモデルを作ろうという事になりました。 余談ですが秋ツアー中に試していた3本のその後は、1本はそのまま高見沢コレクションの仲間入り(上画像右)、 もう1本(シースルーブルーでした)は返却後、LOUDNESSのレコーディングで高崎晃氏のもとへ貸出、 最後の1本(シースルーピンクサンバースト)は返却された後に売却という運命を辿りました。 こうして新たに誕生したのがPOTBELLY TYPE SINGLE CUTAWAY (上画像中央)なのです!!! 一見してPRS社のSCのようですが、これを凌駕しGibsonよりも図太いサウンド、更にフロイドローズの搭載という全てを呑み込んだ結果がこのギターなのです。 ネックグリップはこれまでの高見沢モデル史上で一番の極太ネックを採用、独自のボディシェイプそして材料の厚さ、 その全てが新たな高見沢ギターサウンドのために考えられたものなのです。 高見沢氏はこのギターの出来に満足され、予定通り無事に武道館デビューを果たす事ができました。 そしてこのモデルが2008年の高見沢ギターサウンドの中核のひとつになる事でしょう。 さて武道館用ギターのもう1本はサードプラネット社様よりオーダーをお受けしたオリジナルギターです。 こちらはギターデザインコンテストで選ばれた作品を実際に製作するというもので、 原作者様のデザインを出来る限り再現し、楽器としても十分に使えるのもを作る事が最大のテーマになります。 デザインを頂いた時にANGELギター同様の工程を踏まなければデザインの良さを引き出す事ができないだろうという考えで製作にあたりました。 結果的にはこのギターを弾く高見沢氏の意見も取り入れ、このデザインを更にステップアップさせたものが出来上がりました。 こちらも約束通り24日の武道館で登場し、大阪ファイナルでも使用されました。 2007年は本当にハードな製作をしてきた年でした。 2008年はさらにハードな年になる事でしょう。きっと・・・ |
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