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渡辺さんのドラムとコーラス録音が無事終了し、さあ、次は小西さんの出番です! 今回、「赤いバラ」のレコーディングに当たり、京本Pは小西さんに激しい試練を与えました。 それは、、、 「小西さんの限界の歌を引き出す!」ということです。 「赤いバラ」というこの楽曲は、小西さんが余裕でラクラクと歌えるような歌い方では全く成立しないのです。 「情熱的な熱い歌唱をしてもらわなくてはならないのだ!」ということで、小西さんの限界キーにアレンジが設定されているのです。 しかし、先程も申しましたが、小西さんは当日の朝まで撮影、そしてレコーディング、それからまた撮影、という「超無限ループ」のまっただ中! 京本Pはご自身が過去のレコーディングで苦労した経験から、一睡もしてない状態では決していい歌が録れない!ということで、レコーディイング前日に、 「小西〜!スタジオに来るの夕方でもいいから、1時間でも2時間でも寝ろ〜!」と緊急プロデューサー命令を発令しました。 京本P率いるレコーディングスタッフは、昼間からスタジオでバッキングトラックの準備をしていました。 そして午後3時すぎに小西さんがスタジオに来ました。 私の目から見ても、、、小西さんは、決して万全ではないコンディションに見えます。。。 それを一目で感じ取った京本Pは開口一番、 京本P「小西!声は大丈夫か〜っ!!」 小西「大丈夫です!!」 正直、全然大丈夫ではないと思うのですが、、、 もう「気合い!」としか言いようがありません。 もしかしたら皆さんは意外に思われるかもしれませんが、ガロプロは基本的に「体育会系」です。 ファイト一発の渡辺さんがそうなのは言うまでもありませんが笑、 京本Pも実は「めっちゃ体育会系!」だということは京本ファンの皆さんはご存知のはず。 先輩は後輩を育て、後輩は先輩を敬う、という熱い信頼関係がガロプロの根底にあります。 「赤いバラ」という曲は小西さんのハイトーンの限界音まで想定したキーを、あえて京本Pは要求しています。 連日連夜の撮影で体ボロボロの小西さんにとっては、正直かなりツライレコーディングだったとお察ししますが、小西さんからは京本Pの要求になんとかして応えたい!というものすごい気合いが伝わってきました。 |
小西さん、気合いのボーカルレコーディング! |
スタッフも震える程の小西さんのものすごい気合いにより、レコーディング開始直後はものすごく順調に進んでおりました。 順調と言いましても、いろいろ試行錯誤しながら何度も歌入れをしていきますので、1曲録るのに何時間もかかります。 京本Pが「もっとこういう感じで歌って欲しい」と細かいニュアンスを要求することもあれば、逆に小西さん自らが「こういうのはどうでしょう?」と提案する場面もありました。 ガロプロレコーディングも二回目ということで、小西さんの独特のハスキーヴォイスも前回よりさらに艶っぽく、そしてたくましくレベルアップしているのがすごくわかります。 す、すごい。。。なんとかこのまま順調に行って欲しい、、、と思っていたその時!!! 突然、さっきまで歌えていた部分が、どうしても歌えなくなってしまったのです。 もう、体が限界に近づいているのだと思います。。。 同じパートをすでに10テイク以上挑戦しています。 「小西!もう一回行こうか!」とずーっと繰り返し言い続けてきた鬼監督・京本Pですが、小西さんの限界をいちはやく感じ取り、 「・・・小西、ちょっと休むか?」とやさしく小西さんに休憩を促しました。 しかし小西さんは、 「もう一回行けます!・・・出来るまで何回でも行きます!!」 京本Pも、もう何も言うことはない、という感じで、 「・・・よし!!!」 このような感じで現場は終始、和気藹々としながらも基本は体育会系!という、 めっちゃ熱い現場なのであります! そして、ついに小西さんは最後まで情熱的に歌い上げました!! 「赤いバラ」は小西さんのハイトーンヴォイスを極限まで引き出した、新しい魅力が開花した一曲です! 是非その全貌をお楽しみに!!! |
小西さんにボーカルニュアンスを指導する京本P。 京本Pのディレクションによる小西さんの素晴らしい歌唱にご期待ください!! |
さあ次は藤田さんです! 藤田さんも、、、本当にスゴイんです!! 何がどうスゴイのか、、、次回更新を震えてお待ち下さい!!! |
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