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さあ休憩時間も終わり、次に、「オーロラの下で」のレコーディングに入ります!

この曲は、「牙狼(GARO)〜僕が愛を伝えてゆく〜」とはまた違う、壮大なスケールを持ったバラード曲です。
「赤いバラ」が京本Pが打ち出した「ガロプロの新機軸」とするならば、
「オーロラの下で」は、まさに
ガロプロの真骨頂!
あの雨宮監督を唸らせたという、間違いなく名曲です!!


京本Pに誕生秘話をお伺いしたところによりますと、
7月某日、雨宮監督とのミーティングで牙狼スペシャルのエンディングテーマの依頼が正式になされたのだそうです。


その際、監督から出たキーワードは






「"We Are The World"みたいな曲!」とのこと。




それを聞いた京本Pは一瞬、
「えっ?」と、とまどいを隠せなかったそうです。



なぜなら、前作「牙狼(GARO)〜僕が愛を伝えてゆく〜」はマイナーキーの楽曲でしたが、
"We Are The World"と言えばメジャーキーの曲です。





牙狼の世界観に、メジャーキーの楽曲をどのようにあてはめたらいいのか、、、

京本Pは、一瞬イメージがわかなかったそうです。



そしてその次の日、監督から書き上げたばかりのスペシャルの台本のあらすじが届けられたそうです。
京本Pはそれを徹底的に読み、その世界観を踏まえた上で「オーロラの下で」を、
ほぼ一日で書き上げたのだそうです。

京本Pはこれまでもそうでしたが、ひとたび集中するとたった一日で曲を書き上げてしまうという
恐ろしい才能をお持ちです。。。



それをすぐに雨宮監督に送って聞いていただき、またしても
一発OKをもらったのだそうです。


そして完成した、この「オーロラの下で」という曲は、「牙狼(GARO)〜僕が愛を伝えてゆく〜」を超えると言っても過言ではない、壮大なスケール感を持った名曲です!


牙狼スペシャルがどのような内容なのか、現段階では全くわかりませんが、
この素晴らしい曲が本編にどのように絡んでくるのか、、、
12月放映予定の「牙狼-GARO-SPECIAL」をお楽しみに!!!





なお、この曲のレコーディングでは、「赤いバラ」の時とは対照的に、





京本P「小西、とりあえず練習でちょっと歌ってみて♪」





ということで、小西さんが練習でオケに合わせて数回歌っているうちに、


「はい!OK!こっち帰ってきていいよ〜♪



という、小西さんにとっては、

えっ?いつレコーディングしてたんですか?状態のテイクがそのまま採用となりました笑。






ミーティング中のガロプロメンバー

左はエンジニアの石井さんです




京本P曰く、「この歌は、赤いバラと正反対で、肩の力を抜いた歌唱が欲しかったんです」とのこと。



このように、京本Pは楽曲が求めるボーカルを録るために、目的に合ったさまざまなプロデュース方法を行います。



このような感じで3人のボーカルを一通り終え、

もうすでにメンバーもスタッフも、、、疲労のピークに達しようとしています。

しかし、メンバー全員の表情に「すごく良い物が出来た!」という達成感が表れています。



ついに、、、ついに、、、



この「世にも恐ろしい無限ループ」が終わる!!!






誰もがそう確信した・・・




・・・そのとき!!

















京本P「じゃ、石井さん、例のアレを出してくれますか?」





石井さん「ハイ♪」



メンバーもスタッフも全員、最初、京本Pが何を言っているのか意味がわかりませんでした。

レコーディングはもう全て終わったはず。。。

無限ループもついに終わりなはずなのに。。。



なのに、京本Pは一体何をおっしゃってるんでありましょうか???






そして石井さんが、おもむろに再生した音は!!






なんと!!!



あの、2006年7月30日の、、、

ラクーアの皆さんの大合唱!!!





まさか???





京本P「まずは、録ったのを全部聞かせてください」

1回目、「途中でジェットコースターの音が入ってますね笑。」

2回目、「ほぼOKですが、ラストの部分が違いますねぇ。。。」

3回目、「ラストの部分、バッチリです!これはここを使いましょう。」


京本Pは「1回目のあの部分と2回目のあそこと3回目のラストの部分を使いましょう」
と石井さんに指示を出しています。


そして、石井さんがパパッと作業をして、プレイバックが開始されます。



こ・・・これって、こういうことだったんですか!!!




その瞬間、京本Pと石井さんを除く、メンバーとスタッフ全員が
震えました!!!

渡辺さんも「これ、こんなに上手くハマるもんなんだなあ。。。これファンの人絶対喜ぶよ!」と驚きを隠せないご様子です。

3人のメンバーは「すごいっ!」「マジですかっ!」「最初からこれを狙ってたんですかっ!」と口々に叫んでおられます笑。



京本Pは「うまくいってよかったねぇ〜!ファンの皆さんに感謝しなくっちゃ♪」

とニコニコしておられます。







京本Pは「このアイディア、あのイベントの前々日に思いついたんですよ。・・・僕は常に前日なんですよねぇ。前日っていうか、考えつくと寝れない人なんで、僕には前日ってものがないんですけど(笑)」とおっしゃっておられました。



石井さんを除くスタッフにも詳細は全く聞かされず、ある種強引に決行されたあのコーラスレコーディング。



これはファンの皆さんへのこういう形でのプレゼントだったんですね!!


作詞・作曲・プロデュースだけでなく、こういうところまで発想してしまうところが京本Pのスゴいところです。。。




あの合唱が一体どのように使われているのか・・・



もうこれは、、、

聞いていただくしかありません!!!





さあ、6回に渡ってお伝えしてきたガロプロレコーディング風景ですが、ついに今回で最終回です。
いよいよ来週
11月22日に発売でございます!!!

皆様、ガロプロ応援の程、何卒よろしくお願いします!!








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