その1
まずはフレットのすり合わせという作業だ。全てのフレットの高さを調整していく。この作業はかなり慎重にやっていく、ギタ〜のピッチやフィ〜リングがこの作業ですべて決まってしまう。
その2
ナットを装着している所。高さもかなり細かく決めていく。ナット部で弦をロックし、チュ〜ニングの狂いを最小限に止めるのが、ロックナットだ。
その3
ヘッドにペグを取り付けている所。ペグのカラ〜はパンサ〜の髪の色に合わせて、ゴールドだ!

その4
いよいよエレキギタ〜の心臓部、ピックアップを仮搭載する!リアはゼブラ模様のダンカンのJBだ!
その5
ピックアップの導線をボリュ〜ムポットにハンダ付けし、配線をしていく。ハンダをつけすぎると信号がロスしてしまうので、最小減の量でハンダ付けするのだ!
その6
GiGS誌面でも触れているが、これがセンタ〜ピックアップのON/OFFスイッチだ!『さて、どこに付けようかな〜?』
悩み中。。。

その7
悩んだ結果、、ボディ〜サイドに決定!
スイッチがここにあるのを知っているのは
GiGSとESP Websiteを見ているアナタだけです!
その8
というわけで配線完了!
さて、このスイッチが一体どんな風に使われるのかは、ライヴに行ってその目で確かめてほしい!
その9
舟形ジャックを搭載している所。シ〜ルドが抜けるのを防ぐために、この位置となった。

その10
いよいよネックとボディをジョイントだ!ジョイント方式はボルトオンを採用した。この方式は音の立ち上がりが良いので、パンサ〜のプレイにピッタリなのだ!
その11
ネックを取り付けたら、ドリルでフロイドロ〜ズを固定するスタッドの穴を開ける。これを正確にやらないとチュ〜ニングの合わないギタ〜になってしまうのだ。
その12
ゆっくりゆっくりとスタッドをねじ込んでいく。。
わくわく。。。。。

その13
いよいよブリッジの装着だ!スタッドに引っ掛けて、裏にスプリングをかけて固定するのだ。
その14
ここまで来たら後少し、、、、。
いよいよ弦を張る!弦の張り方ひとつでもギタ〜の善し悪しが決まってしまう。パンサ〜は009〜042の弦を使用。。
その15
テンションバ〜を装着。。名前通りテンションを決める場所だが、ロック式のナットの場合は、、、チュ〜ニングを安定させる意味もある。

その16
ピックアップをボディにがっちり固定だ!これで弦の鳴りをしっかりとピックアップで拾うことが出来る!
その17
ピックアップの高さを調整している所。この高さによっても音色が変わるから、ギタ〜は本当に奥が深いのだ!
その18
弦高を調整している所。弦高とはフレットから弦までの高さである。これによって弾いた感触がかなり変わってくる。まさにミクロン単位の精密な作業となる!

その19
ストラップを取り付けるエンドピンを搭載している所。立って弾いたときのバランス等を考えて位置を決めていくのだ。重要なポイントだ。
その20
ギタ〜完成後、、、2本のギタ〜の差別化のためパンサ〜と何やら企んだ結果、ジャックプレ〜トをスイッチプレ〜トにしてみた。。。
その21
がしかし、、、、パンサ〜が気に入ってしまってので、どちらのギタ〜にも装着してしまった。なので、1本目にはネックセットプレ〜ト(その10で見えるプレ〜ト)を削ってエンブレムだ!
これにて完成だ!!パンサ〜もニコニコ。

名前も決定!!!
ESP CVP=V BLACK Arm'or(左)
ESP CVP=V GOLD Arm'or(右)

ついに完成!
構想期間から数えると実に4ヶ月以上もの月日が流れていた。
ESPのクラフトマンにとっては、感慨もひとしおの瞬間!
まさに新しい生命の誕生なのだ。
今回ご紹介した組込作業の後半では制作中のギターへの愛着が
より強くなり、完成時にはまるで自分の子供のようにも思えてくる。
しかし、まだこれで終わりではないのだ!
実際にライヴで使って修正点もいろいろ出てくるはず。
長い旅はまだまだ始まったばかりなのである。

さあ、このギターをいよいよCIRCUIT.V.PANTHERのもとへ
届ける瞬間がやってきた!
その感動の瞬間は2002年
GiGS6月号をチェックだ!

ESP WEBSITEでは、今後もマシンガンズNEWモデル情報を追い続けていきますので、お見逃しなく!