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1996年6月、都内某スタジオでは、先日発売されたばかりのニューアルバム『STYLE』の楽曲たちのLIVEリハーサルが進められていた。どれもつぶぞろいの新曲たちの中で、過去の楽曲に比べても、ひときわHeavy Bottomの新曲があった。『1999』である。このころのLUNA SEAの楽曲たちは、ほとんどがレギュラーチューニング(6弦からE,A,D,G,B,Eとチューニングする普通のギターチューニング)でプレイされている中で、めずらしく1音さげ(6弦からD,G,C,F,A,D)でプレイされ、今までにないほどタイトな重低音がここちよい楽曲であった。
SUGIZOはこの『1999』には、かつてのPR-2のようにハムバッキン
グタイプのピックアップがついたECLIPSEが必要と考えた。
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| シングルコイルを好むSUGIZOではあるが、楽曲がハムバッキングタイプのピックアップを呼んだ。 |
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