ボディはアルダーなのですが、トップにソフトメイプルをラミネートします。
カラーリングの元となるタンザナイト。ボディの下地の色味はこの色になりますが、ラメバーストは吹かず全体に薄くラメを吹くイメージで塗装します。
最終的なデザインです。何と今回、ピックガードをつけるバージョンと付けないバージョン両方で見た目を変えられるようにありとあらゆる部分をこだわっております。
指板インレイラフデザイン。ポジションマークはLEDになります。
ピックガードデザイン。アルミピックガードに彫刻を施します。このデザインになるまでに何枚も描き直しました。
ヘッドロゴ部分デザイン。
指板インレイですが、通常ですと一つの繋がりのパーツをくりぬいていくのですが、今回はデザイン重視という事でパーツ一つ一つをジグソーパズルのように切り分けて製作していきます。加工難易度は跳ね上がりますが、こちらの方が綺麗な仕上がりになるため妥協はしません。
今回、指板インレイに使用するインレイ材です。
ヘッドデザインが出来たのですが、細かい修正をします。
LEDのオンオフスイッチ部にデザインを付け足します。デザインの歯車は細かく色分けをしていくので色がかぶったりしないよう配色していきます。
さて、待望の木工が完成しました。ピックガードをつけないバージョンもあるのでピックアップは直付けマウントです。キャビティも裏面になっています。
コントロール部。ミニスイッチとLEDのオンオフスイッチが付きます。
ネックポケット。LEDの配線を通すザグリです。
ドロップトップ加工になっています。
ボディバック面。バッテリーBOXはLEDの為の物です。今回使用するピックアップはパッシブになっています。
キャビティ。
サイドジャック。
5点止め。ハイフレットのアクセスも抜群です。
難関の指板です。思わず声が出てしまいました。
ボディデザインに合うように指板には12の英数字が入っています。
9Fには紅い月が入っています。
ポジションマークはLEDなのですが、通常の仕込み方ではなく、LEDの上には透明なアクリルしか入れていません。お客様のご要望でめちゃくちゃ光るようにして欲しいほと事でしたが、恐らく眩しくて直視できないと思います。
ネックエンド。
さて、いよいよ塗装に入りますがここからが大変です。パーツごと色ごとに分けて塗装していくのでかなりの時間を要します。
遂に完成しました。
紙面のデザインしかお見せしておりませんでしたが、とてつもなくカッコイイ仕上がりです。
ESPレギュラーカラーであるタンザナイトを基に、少しカスタムしてあります。
ピックガードはアルミBK。ESP製品のロッドカバーで使用されていますが、今回は特別にピックガードに使用しました。ピックガードに彫刻を施しています。
ピックアップはセイモアダンカン製です。今回はカバーも特別にデザインをして、セイモアダンカンに彫刻してもらいました。かなりお時間はかかりましたが・・・
今回、ピックガードを外せるようにもなっているのでこのように穴を掘ってあります。
ヘッドデザインです。この細い線を塗装できるのが凄い所です。
何度も工房と確認をして作業を進めました。
凄く細かいです・・・
指板インレイも細かくパーツ分けしている為、全体で100を軽く超えるパーツをくみ上げています。
全体でみるとすごいです。
拘りのデザイン。大変でした・・・
ポジションマークはLEDになっています。
暗いライブ会場でも確実にポジション取ることができます。LEDの上には透明なアクリルしか入れていないのでかなり眩しいです。
スタッフ一同声が出ませんでした・・・
ボディ裏です。トップ同様タンザナイトを基にしています。
ネックグリップはサテンになっています。サテンのタンザナイトは初めて見ましたが、カッコいいです。
ネックジョイントです。
LEDのバッテリーBOXです。電池の取り外しが簡単です。
さて、ピックガードを外したデザインです。こちらも全体的にマッチするように作られています。ボツになったデザイン案が山ほどございます・・・
コントロール部分です。
一つ一つパーツで分けて塗装しているので、かなり時間がかかりました。
このようになります。
これをライブでガンガン使ってほしいですね!
指板サイドもLEDで光るようになっています。
透明なアクリルを仕込んであるので再度ポジも見やすさ抜群です!
LEDが眩しいです・・・