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ANIMETAL SPACIALということで、会場は熱心なアニメタルファンはもちろん、ギターキッズ、ベースキッズでぎっしりとなった!
今回は、最近TV番組の「ヘビメタさん」レギュラー出演で一躍有名になってしまった、アニメタルプロデューサー久武頼正さんにスペシャルコメンテーターとしてご出演いただきました。
まずはSyuさんの登場で会場は一気に盛り上がる!
ご本人のコメントの前に、まずは久武さんから、SyuさんをANIMETALに参加要請をした理由について語っていただいた。
「ただうまいだけでなく、ただならぬセンスを感じたから」と力説する久武さん。「本当に頼もしい存在」だと絶賛し、「フレーズの作り方が他の人と違い、オリジナリティー・吸収力が凄いんです!」とホメまくり。
ホメ殺しにあって少々照れ気味のSyuさんは、「高校一年のときに初めてANIMETALを聞いてブッ飛んだ。まさか自分が入るとは思ってませんでした・・・」と感慨深げに語っていた。
また、Syuさんはかつてピッキングについて一冊本を出せるくらい悩んだらしく、始めはX JAPANのhideさんに憧れて真似したが自分には合わず、ボディーに手をあてて手首ごと弾く今のスタイルになったという興味深いエピソードを披露。
ピッキングは肩の力を抜いて自分の好きな様に、とギターキッズにアドバイスをしていた。
実際にギターを手に取って、オジーからインスピレーションを受けたフレーズや、ドラゴンボールZの主題歌やデカレンジャーの曲などの実演を披露していただき、お客様の目はSyuさんの手元に釘づけに。
それにしても、まさに「男のフルピッキング」である!
かなりアタックが強く、生音がビシビシ会場にも伝わってくる程である。
1曲目のデモ演奏が終わると、ESPのEX Syuモデルについて語って頂いた。
一番のこだわりは派手なミラーガードで、照明が当たったときに目立つのが狙いだそうだ。
さらにナットはブラスナットを採用しており、ブラスならではのトーンが気に入っているとのこと。ピックアップはEMG89で、コイルタップスイッチを増設してあり、ライブでもハムバッキングとシングルコイルの音を使い分けているそうだ。
また、EDWARDSのEXとESPのEXの違いについて、EDWARDSも生音がすごく大きく、音がウォームでとても気に入っているが、ESPの方は生音がEDWARDSに比べてそれほど大きくはないのだが、サウンドがボディのあたりにものすごく凝縮していてこちらも気に入っている、と、とても興味深いエピソードを披露してくれた。
そしてニュー・アルバム “ANIMETAL MARATHON VII 〜戦え!メタル・ヒーロー〜”からまたもや超絶フレーズを次々と披露し、大盛り上がりのうちに幕を閉じた。
続いては幅広い活躍でベースの枠にとどまらない超絶技の持ち主、MASAKIさんの登場!
MASAKIさんはベーシストとして、「いかに速く弾いてギターを殺すか」が課題らしい(笑)
また、ベースプレイの解説の前に、人生の処世術に関してもアドバイスをいただけるなど、大爆笑トークで会場を盛り上げてくれた。
久武さんもMASAKIさんとの付き合いは長く、トークのコンビネーションも絶妙である。MASAKIさんには他ならぬ深い信頼をおいているらしい。
そしていよいよMASAKIさんデモ演に入る。来年発売予定であるベーシストとしてテクニカル勝負だというソロアルバムからの演奏。
バリバリに歪んだディストーションサウンドで、ベースでリード、バッキング、スラッピング、タッピング、スイッチング奏法、さらにはコードワークなど、もうなんでもこなしてしまう凄まじい演奏!!ベースでこんなことが出来るんですか!と会場も固唾をのんで見守る。
変幻自在のグルーブに会場が揺れていた。
演奏が終わって司会者が「もはやベースじゃないですよね!」と言ってしまうほどの超絶技を次々と披露してくれた。
「楽器を知らない人からは、よくギターと間違われます笑」というMASAKI氏。
続いて本日使用している黄色いMASAKI MODELを解説してくれた。
4弦24フレットでON/OFFスイッチを搭載していてライブでもとても便利だという。
なぜ24フレットかというと、2オクターヴを1本の弦で弾けるから、という単純明快な理由。
アドリブ時に瞬時にオクターブをキメることが出来、起承転結をつけやすいからだそうだ。
なお、コントロールはON/OFFスイッチとボリュームとPUセレクターのみで、トーンはバックパネルに3-Band EQを搭載しており、ある程度音色を作り込んでおいてあるのだそうだ。
さらに、瞬時に4弦をDへドロップできるDチューナーを搭載。
そしてなんといっても見るモノをあっと驚かすド派手なルックスが一番のポイントなのだそうだ。
とにかく随所にMASAKI氏のこだわりが注入されたMODELとなっている。
最後に「12月からツアーまわるので楽しみにして欲しい。セッション活動が多いけど、そちらもあたたかく見守って欲しい。」というメッセージでこちらも大盛り上がりのうちに終了となった。
ちなみにアニメタルはヨーロッパ ,ブラジルなど日本のアニメが人気の国からもオファーが多いのだそうだ。
久武さん曰く、「これだけキャラが濃いプレイヤーが集まったバンドであるにも関わらず、奇跡のアンサンブルを見せているところがANIMETALの醍醐味」とのこと。
今後のANIMETALの活躍に、ますます目が離せない!!
ANIMETAL OFFICIAL SITE
http://www.compozila.co.jp/iron/
MASAKI OFFICIAL SITE
http://masaking.com/
Syu OFFICIAL SITE
http://www.syu-net.jp/
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