当店でオーダー頂いたお客様にスタッフが突撃インタビューする「オーダーメイド談義」のコーナー! お待たせいたしました! オーダーメイド談義、今回のゲストは須藤さんです! ESP SNAPPERをベースにしたオーダーギターを2本お持ち頂きました!早速行ってみましょう!

 

スタッフ(以下S)「今日はお忙しい中、ありがとうございます!これからお持ち頂いたオーダーギターに関してお話をお伺いさせて頂きますので、宜しくお願いします。」

須藤さん(以下須)「はい、宜しくお願いします。」

 

S「では始めにこちらのハワイアンコアをボディ材に使用したSNAPPERについてお伺いさせて頂きます。こちらをオーダーされたきっかけをお伺いできますか?」

須「このギターはまず材ありきで、ハワイアンコアがただでさえ数が少ないうえに、今後どんどん入手が難しくなって行くといった話を伺って。であればハワイアンコアを使って何かオーダーを考えようかと思ったのがきっかけです。特に最初は形を何にしようとは決めていなく、実際オーダーをすることが決まり形を何にしようか考えてみたところ、ハワイアンコアを使ったギターと言ったらレブ・ビーチのギターしか思いつかなかったんです(笑)。カッコいいギターだなとは思っていたので、この路線で行きましょうと言うことになりました。形はESPさんオリジナルのSNAPPERでお願いしました。」

 

S「そうなんですね。それではこのギターの拘りポイントを伺ってよろしいですか?」

須「はい、まずはボディ材ですよね。当初はハワイアンコアTOP、マホガニーBACKの材構成で行く予定でしたが、結果的に2Pのハワイアンコア単板になりました。それからネック材も当初はメイプルネックの予定でしたがここまで来たらパーフェローネックにしようという事になり(笑)。ルックス的なところを言うと自分の好みでリバースヘッドになっているのもポイントです。それからパッと見では分からないのですがフロイドローズのブリッジリセスが通常のアップリセスと浅めなローリセスとの中間位の深さになっています。PUはSuhrのMLがフロントとセンターで、リアにはSuhrのアルドリッチがマウントされています。グリップに関してはお店に置いてあった市販のSNAPPERのグリップを握らせてもらったときに凄く感じが良かったのでそれに合わせて作ってもらいました。」

 

S「コントロールは一見シンプルなのですが拘りがあるという事で・・・」

須「そうですね。ちょっと特殊になっていて、マスターVo、センターPU Vo、マスタートーンとなっています。例えばセンターPU Voをあらかじめ0にしておくとスイッチング奏法もできます。そしてマスタートーンがプッシュ式のスイッチポットになっていて、プッシュするとフロントPUがMixされる配線になっています。なのでかなり色々なサウンドが出せちゃいますね。」

 

S「なるほど!このギターが完成してきた時のご感想を伺えますか?」

須「もっと重くなるのかなと思っていましたが以外に軽かった(笑)。サウンドは歪ませた時が最高に気持ちいいです!生音ではこの感じは想像できないでしょうねえ。アンプに通すとキャラがガラッと変わります。SNAPPERはストラトよりも若干小ぶりで持った時の収まりが良くて家に色々ギターはありますが自然とコレに手が伸びますね。」

 

S「ありがとうございます。では続いてもう一本お持ちいただいたシルバースパークルのSNAPPERに関してお伺いさせて頂きますが、こちらをオーダーされたきっかけと言うと・・」

須「これは先程のハワイアンコアのSNAPPERが出来上がって、それが思いのほかしっくりきてしまって(笑)。SNAPPERでもう一本・・と欲が出てきてしまったのがきっかけです。私が好きなギタリストの春畑道哉さんが1996年頃にちょうどシルバースパークルフィニッシュのストラトタイプを使用していたのを思い出してコレだ!と(笑)。」

 

S「それではこのギターの拘りポイントをお伺いできますか?」

須「なんと言っても色ですね。ラメの粒は目立つように一番大きいものでお願いしました。シルバースパークルは通常の塗装より塗膜が厚くなることは当然理解していましたので、どうせ厚くなるならとことんやってやろうと(笑)。ヘッド形状は前回とは違ってオリジナルデザインのものです。それからポジションマークがターコイズのドットポジです。最初は黒の予定だったのですが、打ち合わせの時にこんなのありますよと紹介されて。それを見ていいじゃん!と思ってターコイズを採用しました。」

 

S「サスティナーが搭載されていますね。」

須「はい。実はこれ結構無茶なお願いをしてまして(笑)。普通サスティナーキットは基盤にあらかじめスイッチ類が取り付けられていて位置が決まっているんですね。このSNAPPERはボディトップに舟形ジャックプレートを付けたかったのですが、そのままのスイッチ位置ではジャックプレートに干渉してしまうという事で、基板からスイッチをバラして貰って取り付けてもらいました。後から聞いたらかなり難儀な作業だったようですね(笑)。」

 

S「そうだったんですか(笑)完成してきてみてのご感想をお伺いできますか?」

須「サスティナー搭載でシルバースパークル塗装ということで、音的にはどうなんだろうと思っていましたが、全く問題なく使えます!クリーンもディストーションもバランスが良く使いやすいですね。それととにかく色のせいで目立つのが良いですよね(笑)」

 

S「確かに相当目立ちますね、これ(笑)。」

須「ですね(笑)。今日持ってきた2本とも申し分ない出来で、とても満足しています!また今後も思わずオーダーしてしまうような面白いネタを期待してますよ(笑)。」

 

S「はい!(笑)今日はお忙しい中ご協力いただき有難うございました。また今後も宜しくお願いします!」

須「こちらこそよろしくお願いします。」

17

お店案内Shop Information

ESPテクニカルハウス(東京・御茶ノ水)

ESPテクニカルハウス(東京・御茶ノ水)

〒101-0054
東京都千代田区神田錦町1-14-2

■営業時間 10:30~19:25
TEL 03-3233-3477
FAX 03-3233-4136
■アクセス
JR 御茶ノ水駅 徒歩15分
東京メトロ 千代田線 新御茶ノ水駅 徒歩5分
東京メトロ 丸の内線 淡路町駅 徒歩5分
東京メトロ 東西線 竹橋駅 徒歩10分
都営新宿線 小川町駅 徒歩5分
Map

お問い合わせフォーム

ESP
MI
GCA東京