前回のインタビューにおいて、衝撃のリメイク宣言がなされ、「まるで悲しみが雨のように口づける」そして「かげろうの街II」という2曲が発表されました。

しかしリメイクはこれだけではなかったのです!!それでは続きをご覧ください!!




京本政樹:そんなことを思い出しているときに、アルバムを作るなら、これらの曲をもういちど掘り起こしてみたいなという想いがどんどん強くなっていったんです。

やっぱり自分が一番わかるんですよ。ステージに出たときの印象っていうのがあるので、「香りが消えた夜」とか「たったひとつのLove -I Can't Let You Go-」とかも、ステージでは「知る人ぞ知る曲」ですからね。
今からそれこそ20年くらい前の曲なんだけども、今歌ったらどうなんだろうな?とか。
そして「新部長刑事アーバンポリス24」っていうこれもボクが主役でやったドラマのときに、やっぱりそのときも「修羅之介」と一緒で、このドラマにはこういう主題歌がいいんだ!っていうことで作ったのが「いとしくて・・・」なんですね。
でもそれも、さっき言ったように知る人ぞ知るってことで、あんまり執着もなく、やりっぱなし状態だったんです笑。

友人の杉本彩ちゃんとかいつも言ってくれるんですよ「いとしくて・・・、いい曲ですよね」って。
でも、ホントに自分的にはかわいそうな曲っていうかね、ほんとやりっぱなしというか笑。


そういうのをね、自分の中で、一度集大成を、これまで中途半端にやってきたけど、一回マジにやっとかなきゃなっていうのがすごくあって。

で、頭の中で、あの曲たちをリメイクしてみようかな、歌い直してみようかなと。

今の京本政樹でやってみたらどうなるのかなって。





たしかに当時の方がピチピチしてたかもしれませんが笑、


今は今なりに円熟したものもあるかもしれませんし笑、


中途半端に捨ててしまった我が子をもう一回育て直してあげるっていう感じですかね笑。
勝手に里子に出しちゃった曲たちを、もういっかい引き戻して、育てなおしてみようかなっていう。


さらに、もちろん新曲はずっと書きためてたわけです。
アルバムを作るなら、プロデューサーだって、当然新曲を求めてくるでしょうしね。

去年、横浜のインターコンチでディナーショウをさせていただきまして、ファンの皆様に僕の芸能生活25周年をお祝いしていただいたじゃないですか。で、そのときからおぼろげにはスタッフに言ってたんですが、そういえば「最近横浜の歌ってないよね〜」っていう笑。

「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」とか、「ブルーライトヨコハマ」とか、「横浜たそがれ」とか古いのはありますけど、インターコンチの部屋から、外を眺めているときに、「横浜かあ・・・」なんて思ってね。

で、「横浜の歌作ってみようかな」なんていってホテルでギターをポロポロやってたんですよ。
「薄桜記」を出して、夏場には派手な感じで「I LOVE YOU」出して、で「次京本さんどんなの考えてるんですか?」っていうときに、

次はワイン片手に、みたいなね微笑。
ゴージャスな雰囲気で、そういうジャケット撮りたいな、なんてイメージが出てきてね。

ギターはワインレッドがいいなあとか。そんなことを思いながら曲を作ってたんです。
そういうかたちでアルバムの構想が徐々に出来上がってくるわけです。

で、また「I LOVE YOU 」のキャンペーンの時に、すでに頭のなかはそっちに行ってまして笑。

「11月発売だ〜!」とか言って笑。

合い言葉は「PARCOの壁画もう一回やっちゃおうか!」とか言って笑。

「またあそこに現れるっていうのは面白いよね♪」なんつって笑。

「そしたら、もう一回スペイン坂行きたいね♪」なんて話もどんどん膨らんでいってね笑。

まあ一言で言えば「音楽を続けたいね♪」っていう、そういうことなんですよ(微笑)





アルバムには「I LOVE YOU」も「I Wish」ももちろん収録しようっていう話でね。
でもふっと思ったのは、「I LOVE YOU」も「I Wish」もそのまま入れちゃったら、なんだかシングル出してる意味がなくなっちゃうかな?なんて。

全く同じものになっちゃうでしょ?

でも「白い夜」は前回のインタビューでもお話しましたけど、違うバージョンがあったんで、そっちを収録すればいいじゃないかと。
そして「I Wish」はおかげさまで、ファンの皆様からもとても評判がいいみたいなんで、やり直してみようかななんて思ってたところもあったりしてね。そんなことを考えてたんですよ。





あと実はですね。「I LOVE YOU」っていう曲は、僕が作曲した時点ではもっと「打ち込み」っぽい感じでデモテープを作ってたんですよ。最初に曲が誕生した時点ではね。

で、あのときはそれをあえて大谷さんがブラスアレンジに持っていったんです。

そこで今回大谷さんとも相談しまして、今回のアルバムではあえて、僕が最初に作った打ち込みっぽいアレンジのベースを元に戻して、バージョン違いでやってみようかなって。



シングルを大切にする意味も含めてね。で、大谷さんもそれに賛同してくださって。
あのときは、僕が提出した打ち込みっぽいアレンジを、大谷さんがあえて、僕が思っても見なかった方向にアレンジしてくださったわけじゃないですか。
で、それはそれとしてシングルとして残して、カラオケにも入ってるわけで。

でも今回はそうじゃないアレンジの「I LOVE YOU」


簡単に言えば、僕がデモテープを作ったときの、生まれたばかりの「I LOVE YOU」を収録してみようと。
どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、僕の音楽を深く知ってもらうっていう意味でも、面白い企画じゃないかなって思って。
それによって、シングルのありがたみというか、別バージョンで聞けるっていうのも面白いでしょ?
そうでなければ、せっかくシングルを買っていただいた皆様に申し訳ないって言うかね、だったら、最初からアルバム買った方がいいっていう話になっちゃいますからね。

そういう意味で、今回、「香りが消えた夜」も「たったひとつのLove -I Can't Let You Go-」も「かげろうの街II」も全部やり直してアレンジも変えちゃってるんです。すっごい派手な感じになりましたよね。

で、それこそほんとに今度の新曲の「も一度横浜」って曲もね、まさに歌謡曲っていう感じの曲なんですけど、



(ここで、ESPインタビュアーはメモ帳に「もう一度横浜」と書いたところ、京さまより鋭いツッコミが!!笑。)



京本政樹:あ、それね、「もう一度」じゃなくて「も一度」なんですよ笑。

そこもずいぶんモメたんですけどね。やっぱり「もう一度」じゃなくて、「も一度」なんですよ。
「もう一回!」って言うのと、「も一回♪」っていうのと、ニュアンスが全然違うでしょ?

ESP:なるほど!ここがポイントなんですね。

京本政樹:プロデューサー的には違ったらしいですよ。なんか字が抜けている感じがしてって言うんですよ笑。
でも、「違うんです!もいっかいって言うじゃないですか!」っていうことでね笑。

「もう一回やって!」っていうのと「もいっかいやって♪」っていうのを、言葉が違うでしょ?

だから、そういう言葉があるんじゃないかなと思って。

ESP:なんか京本さんらしい発想ですね!

京本政樹:僕はいつもそういう発想ですからね(微笑)

だから、そういう細かいとこにこだわるんですけど笑。

そんな感じで、新曲もガンガン書いてますからね♪
皆さん是非楽しみにしていてください微笑。

ほんとに20年前の出来事と、今がリンクしちゃってるんですよね。
八犬伝」やりながらアルバム、「必殺」とか「修羅之介」やりながら音楽やってたあの頃とね。

でも、あの頃と違うことっていうのは、音楽はサブでやっとこうかっていうだけだったけど、今は、ほんとに音楽をやりたいんだっていう、ビクター時代とかポリドールの初期と同じで、音楽で一旗揚げたいっていう気持ちの自分と本当に同じなんです。

ひとつだけ言えるのは、免疫があるので、あんまり動じてない自分がいるっていう笑。
当時は逃げたい逃げたいって中でやってたような気がするんでうすけど、今はもう免疫が出来ちゃってますんで。

ESP:二週目みたいな感じでしょうか???

京本政樹:そうそう。また来ちゃったかな〜、みたいな笑。

もうこれはしょうがない、僕はこういう運命なんだなって思ってたりします笑。






というわけでファンの皆様!大変ですっ!
知る人ぞ知る隠れた名曲!「香りが消えた夜」「たったひとつのLove -I Can't Let You Go-」「愛しくて・・・」という、もう永年のファンの皆様が嬉しくてひっくりかえってもんどりうってしまうような楽曲の名前が次々と挙がっております!!

これがNEW ALBUMにリメイクして収録されちゃうんですかっ!

さらに!「も一度横浜」という謎の新曲も誕生しているとはっ!
(ESP注:くれぐれも「もう一度」ではありませんのでみなさまご注意ください。。。笑)

さらに次回インタビューでは、NEW ALBUMの全貌についてさらにさらに熱く語っていただいております!

もんどりうってお待ちくださいっ!!