about strandberg guitars

1982年、ストランドバーグバーグ・ギターズが誕生しました。 今日のギタリストのニーズを満たすため、ギター設計に携わる世界中のミュージシャンたち対して常に提案を続けてきました。その試行錯誤と独自技術とは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのオンライン・データベースに記されています。 ストランドバーグ・ギターズはスウェーデンのウプサラが拠点です。
Ola Strandberg(オラ・ストランドバーグ)
1966年11月15日生まれ。
創設者のオラ・ストランドバーグ(Ola Strandberg)は1980年代に機械設計、エンジニアを経て、1982年より弦楽器の製作を始める。 2007年エルゴノミック・ギター・システム(Ergonomic Guitar System/人間工学に基づくギターシステム)として、ストランドバーグ・ギターワークス(strandberg guitarwoks)という自身のブログにてプロジェクトや設計プロセス等の公開を行い、いくつかのプロトタイプを製作を経て、2010年より.strandberg* guitarsとして販売を開始する。
HEAD LESS DESIGN
ヘッドレス・ギターと呼ばれる、従来のギターの形状とは異なるヘッドを取り払った構造、人間工学に基づきデザインされたボディシェイプとネックシェイプが主な特徴である。
ヘッドを取り払い軽量のボディを実現する事で完璧なバランスを提供し、ボディシェイプは複数のプレイスタイルに合わせて快適に演奏できるようにデザインされている。 
EndurNeck
ネックシェイプに関しては、特許も取得されたストランドバーグ・オリジナルのエンデュアネック(EndurNeck)と呼ばれる従来のギターにある丸みを帯びたネックグリップとはまったく異なる台形状になっている。エンディア・ネックはロー・フレットからハイ・フレットにかけ頂点が移動する形状で、ネックに添えた指を正確な位置へ促す事により、手首へのストレスを軽減させリラックスして安定した演奏ができる効果があるとされる。
MULTI SCALE
ファンド・フレットと呼ばれる扇形に打たれたフレットの採用により低音弦に適切なテンションとより良いサスティンを持続させながらも、高音弦のベンドを容易にできる点も特徴で、ファンド・フレットを考案したラルフ・ノヴァックはサウンド面だけに焦点をあてていたが、ストランドバーグでは人間工学の観点からも考えられてスケール幅を設定している。
HARDWARE
ハードウェアもオラ・ストランドバーグがデザインをしており、各弦を独立させたブリッジにより分離感の良いサウンド、アルミニウムを使用する事によって軽量化を図り木材への弦振動の伝達を高める事も実現。
これらはスタインバーガー(Steinberger)のヘッドレス、アトランシア(Atlansia)のチューナーブリッジ、リック・トゥーン(Rick Toone)のトラペゾイド・ネック・プロファイル(Trapezoid Neck Profile)、リトル・ギター・ワークス(Little Guitar Works)のトーザル・ナチュラル・ツイスト(Torzal Natural Twist)、ラルフ・ノヴァック(Ralph Novak)のファンド・フレット(Fanned-fret)を基に考案したと公言されている。
ラインナップ
現ラインナップはボーデン(Boden)、ボーデン オリジナル(Boden Original)とヴァーバーグ(Varberg)、セレン(Salen)の4機種である。ボーデンは6弦から9弦まで、ヴァーバーグは現段階では6弦、7弦のみが販売されている。この4機種を主軸にシグネイチャー・モデル、トレモロユニット・モデルも展開されている。今後ボーデン・ベース(Boden Bass)もラインナップされる予定。
Boden
同社の主力機種。7弦や8弦のようた多弦モデルを中心に展開されている。どのスタイルでも違和感なく演奏できるボディ構造、ファンフレット(マルチスケールに対応するべく扇形に広がったフレット、同社の場合は0フレットを基準に低音側のスケールが長くなる)が特徴。
Boden Original
Swamp Ashボディに4A Flame MapleトップとローストしたBirdseye Mapleの指板の組み合わせにより製作されている。
Swamp AshとMapleのクラシックな木材の組み合わせは、ハイミッドレンジを強調しながら、非常にクリアでパンチの効いたトーンに仕上がっている。
Varberg
ボディのトップとバック(基本的にはメイプルとマホガニー)の間にアルダーを挟み込んだ3層構造が特徴である。その他の特徴はBodenと変わらない仕様となっている。
Salen
クラシカルな印象を受けるシェイプに最高のビンテージピックアップ(Suhr™Classic T)を搭載することで高い評価を得ている。
クリーンサウンドはもちろんなことながらオーバードライブサウンドまで幅広いサウンドメイクは一級品。
カスタム・ショップ(Custom Shop/CS)
2012年にプロダクションモデルとして米国のストリクトリーセブンギターズ(Strictly 7 Guitars/S7G)にて製作を開始する。
2013年にアストラル・イーエックスアール・システムズ(Astral EXR Systems/AES)なる子会社を発足し、S7Gから米国のワッシュバーンのOEMとして製造。後にAESは解散するも引き続きワッシュバーンでの製作は行われ、プロダクション・モデルという位置づけから半固定ながらもオプションを選択できるセミカスタムラインとしてカスタムショップが展開される。
2015年、米国にあるワッシュバーンの工場閉鎖に伴い、スウェーデンの自社工房を拡大。カスタムショップは本国スウェーデンにある自社工房に移り製作されていたが、現在は閉鎖されており製作されていない。
Jシリーズ
2015年より販売が開始された日本製のモデルである。
長野県にあるダイナ楽器で製作されているプロダクションモデルで、OSシリーズと比べ厳選された木材を使用されている。
スペックはスウェーデン製カスタムショップに近いが、位置づけとしてはカスタムショップ以前の米国製プロダクションモデルに近いモデル。
スウェーデン製がバレル型アウトプット・ジャックを廃止し、従来のアウトプット・ジャックを使用するためにデザインし直したジャック一体型のキャビティ・カバーが日本製にも採用されている。
Jシリーズには希少な材等を使用したJカスタム、Jスタンダードの2種類が存在している。
OSシリーズ
2014年より販売が開始されたプロダクションモデル。製造は韓国にあるワールド・ミュージカル・インストゥルメンツ(Wolrd Musical Instruments Co. Ltd.)によるもの。
一般的に廉価版という認識をされているが、本国スウェーデン産とパーツやスペック等は同一である。2017年より販売される新モデルよりOS表記を廃止したため、ワールド・ミュージカル・インストゥルメンツでの製作は引き続き行われるものの、事実上の生産は終了している。

 

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ESPギターワークショップ(東京・御茶ノ水)

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