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チューンマチックタイプの調整
シンクロナイズドトレモロとともに、エレキギターの代表的なブリッジに挙げられるチューンマチック。
その安定した音質とチューンニングは今なお多くの支持を受けている。

チューンマチックの弦高調整
全ての弦を緩めたあと、ブリッジを固定する2本のビス(スタッド)に付いているせり上げナットを回して上下させることで、弦高を調整します。各弦ごとの調整は出来ないようになっています。右に回すと弦高が下がり、左に回すと上がります。

チューンマチックのオクターブ調整
LPタイプの場合、ネジがピックアップ側にあるものと、テイルピース側にあるものがあります。オクターブ調整は、12フレットのナチュラル・ハーモニクス(12フレット上の弦を指で軽くさわってピッキングする)音と12フレットを実際に押さえた実音とが正確にピッチが合うように設定します。実音の方が高い場合にはブリッジサドルをテイルピース側に移動させ、低い場合はネック側に移動させます。弦高や弦のゲージを変えたときには必ず行うようにしましょう。

チューンマチックのテンション調整について
テイルピースの2本のビス(せり上げボルト)を上下することでテンションを調整します。ビスを下げればテンションが高くなり(弦がかたくなる感じ)、ビスを上げればテンションは下がります。
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