いや、想像以上に凄かった…。
会場を埋め尽くしたコアなChthoniCのファンの熱狂ぶりは本当に凄まじかった。拳を振りかざし、激しくヘッドバンギングしてライブを楽しんでいるファンが殆どですが、フロア中央にはモッシュピットが荒れ狂い、最前列付近では人の上を人が流れていく、クラウド・サーフィングが縦横無尽に行われているカオス状態。その体力にただただ脱帽するばかり…。
そんな激しいChthoniCのライブは、発売されたばかりのニューアルバム「TAKASAGO ARMY」からの曲に加え、定番ナンバーの、新旧合わせたこれまでのベスト的な内容でした。ただ、ライブ自体がトータルで約1時間半弱と、単独ライブとしてはかなり短い時間。物足りなさも感じましたが、破壊力のある楽曲、そして全力でライブを楽しむファンを見てれば、このくらいが丁度いいのかもしれませんね。バンドもファンもまさに体力勝負ですね。
さて、今回のライブでDorisが使用したベースがFOREST-B5(5弦)とFOREST-B(4弦)の2本です。どちらも日本国内で販売されているものとは仕様が異なる輸出仕様のモデルです。
それにしてもライブ中に、何度となく鳴り響いたDorisコール!
人気の高さが伺えますよね。
ソリッドで攻撃的なリフから、テクニカルなソロまで弾きこなすJesseが使用していたのは、HORIZON FR-7とV-II STDの2本です。
どちらも日本国内では未発売の輸出仕様のモデルになります。
翌日、Jesseは新東京工場の見学に。
当初はDorisも同行するはずだったのですが、諸事情により中止に。
うーん、残念。
日本公演を大盛況のうちに終えたバンドは、8月からArch Enemy、Devil Driver、Skeletonwitchという強力な3バンドと共に北米を周る大規模なツアーをスタートさせます。アジアから世界に羽ばたいたChthoniC、今後も要チェックです!
(2011年7月11日 渋谷CLUB QUATTROにて撮影)