ロイロイロ at タウンニュースホール

今、世間を賑わしている天才キッズギタリスト&ベーシストが在籍している、話題のバンド「ロイロイロ」の初ライブにしてワンマンとなった、「さぁ、伝説の始まりだ」にお邪魔してきました。

ギタリストは三宅音太朗さん(9歳)、ベーシストは三宅音寧さん(7歳)、そう兄妹なんです。

ロイロイロは、SNSに投稿された音太朗さんの演奏動画が切っ掛けに、それを観たドラム村井道奏さん(7歳)。その後兄に影響されてベースを始めた音寧さんと、ボーカルを入れた4人で2020年1月に結成されます。しばらくしてボーカルが脱退し今の3人体制に。コロナ禍の現在はリモートを中心に活動しています。

凄いキッズがいる!と、ざわざわし始めたのは有名曲をカバーした演奏動画をSNSに投稿し始めてからでしょうか。今や情報発信にも情報収集にも欠かせないSNS。まさに現代的な出会い、そして情報拡散ですね。

今回は三宅兄妹が使用している楽器をご紹介します。

EDWARDSブランドを愛用中。

現在、音太朗さんが使用しているのは、EDWARDS E-RS-160R Orange Tigerです。すでに生産は終了しているモデルになります。音太朗くんはオレンジが好きなようで、ギターもかなりお気に入りとの事。

ストラップピンはもちろんESP STRAP LOCKに交換済みなので、激しいパフォーマンスも安心です。

ESPストラップロック!

ロックナットのキャップが外されているのは、曲によってチューニングを変更するためで、フロイドローズがフローティングセッティングされていないが故に可能な方法です。

ナットキャップはなし。ピックはオリジナル!

音寧さんが使用しているのは、発売されたばかりのニューモデルEDWARDS E-GROOVER-PBです。自身の身長より大きい楽器ですが、ベースを抱えた姿は誰よりもミュージシャンらしい佇まいでした。

こちらもストラップピンはESP STRAP LOCKに交換されています。

こちらもESPストラップロック!

初ライブとは思えない堂々とした大人顔負けの演奏、パフォーマンス、そんなステージでした。10年たっても彼らはまだ未成年。これからどのようなプレイヤーに成長していくのか楽しみですね。

我々も彼らを全力でサポートさせていただきます!

(2021年8月1日 タウンニュースホールにて撮影)
※Live Photo by AYAKA SASAKI

■ ロイロイロ オフシャルサイト
■ ロイロイロ オフィシャルTwitter
■ ロイロイロ YouTubeチャンネル

■ 三宅音太朗(9)音寧(7)ロイロイロ Twitter
村井道奏 (7)ロイロイロドラマーみち(札幌) Twitter

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五陸守のゴリゴリ珍道中 Vol.8

踏襲と革新に見るESP!! 45周年記念M-II

皆さん、こんにちは。

ギタリストの五陸 守です。

今回は、今年45周年を迎えたESPが送り出した「ESP M-II 45th Limited Edition」についてお話します。

数あるESP製ギターの中でも歴史が深く、世界的に根強い人気を誇るM-II45周年記念モデルの土台として最も適していると感じます。

まず目を惹くのはボディトップに配された美しいスポルテッドメイプル材と、その鮮やかなカラーリングです。

11本異なる杢目に沿ってマスキングを施し、丁寧に塗り分けられた配色には「素材の良さを活かしきる」というESPの基本姿勢を見ることができます。

シェイプこそ伝統的なM-IIスタイルですが、どこを取ってもESPの新しい挑戦を感じます。

ボディ/ネックには、このモデルのサウンドの核となる上質のホンデュラスマホガニーが採用されています。

どっしりとしたコシと、低音域から高音域までムラのないしっかりとした鳴りを持っているため、サウンドメイクもしやすく、音楽的な弱点が見つかりません。

他の音と混ざった時の自然な音ヌケ感にはうっとりとしてしまいます。

ネックジョイントの構造は「セットスルー」が採用されています。

これはボディとネックを接着する「セットネックジョイント」でありながら、まるで「スルーネックジョイント」のようなスムーズなヒール処理が行われているという、ESP独自の工法です。

堅牢かつ精度の高いジョイント加工により、ネック~ボディの鳴りがグッと一つにまとまります。

それでいて演奏性も損なわないという、正にプレイヤー目線に立った造りと言えるでしょう。

(ちなみにレギュラーモデルのESP M-IIは“DX”にボルトオン・ジョイント、“Custom”にスルーネック・ジョイントが採用されています。

指板にはマカッサル・エボニー(マッカーサー・エボニー)が採用されています。

タイトでエッジのある音響特性が楽器全体の響きを引き締めてくれているように感じます。

またその独特の縞模様と、ジェスカー製のゴールドのフレットとのルックス的なマッチングも、この記念すべきモデルの特別感を高めてくれています。

ブリッジはHIPSHOT製のFIXEDタイプで、リバースの角度付きヘッドとの組み合わせにより、弦に程よいテンション感を与えます。

このお陰で音程感も非常に明瞭になります!

ピックアップはBare Knuckle製“NAILBOMB”がブリッジ/ネック両ポジションに搭載されました。

このピックアップは近年のハイパワー系のイメージとは異なり、十分なゲインがありながらもダイナミックレンジが非常に広く、様々な音楽に対応できる可能性を感じます。

もちろんBare Knuckleピックアップ特有の驚異的なローノイズさも兼ね備えています。

このように、材・構造・パーツなど随所に新しいものを取り入れつつも楽器としてのバランスを崩さず、高い完成度に仕上がっているところが「さすがESP」と、つくづく思わされます。

これは特定のジャンル/スタイルのギタリストの方にお薦めするものではなく、全てのESPギターファンの皆様に試していただきたい1本です。

ESP M-II 45th Limited

ESP M-II 45th Limited(digimart)

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初音ミク シグネチュアモデル ESP STREAM-Miku-Custom 製作秘話

「初音ミクとの一体感」を最大のテーマとして製作がスタートしたESP STREAM-Miku-Custom。その最たる特徴に焦点を絞って製作工程をリポートしていきます。

「初音ミクとの一体感」を最大のテーマとして製作がスタートしたESP STREAM-Miku-Custom。その最たる特徴に焦点を絞って製作工程をリポートしていきます。

指板のポジションマーク

初音ミクのコスチューム袖に描かれている幾何学模様を、なんと指板のポジションマークとして採用しました。精密に計算された幾何学模様をフレット上に落とし込み、CNCルーターでインレイサイズぴったりに指板を加工します。そこに美しいアクリルをひとつひとつ手作業で埋め込んでいきます。

一体感を徹底的に追求したカラーリング

全面にミクブルーを施し、STREAM-GTの特徴的な構造であるボディとヘッドの一段高い部分はスタイリッシュなブラックで塗分けることで、初音ミクをイメージしました。そしてもちろん深紅で01のコードナンバー、ネック裏にはネクタイピンをイメージした2本のラインが入ります。これでもう一心同体!

演奏性を追求して配置されたコントロール部

オリジナルSTREAM-GTとは違い、ピックアップそれぞれボリュームとトーンが装備されます。両ピックアップはコイルスプリットすることができ、ハンバッキングモードとシングルモードで使用可能。ハムバッキングではメタル系のヘヴィなバッキングを、シングルではクリーンサウンドのカッティングなど、あらゆる音楽性に対応するサウンドバリエーションを実現することが可能です。トグルスイッチは、歌いながら演奏するうえでのベストポジションと決定した位置に配置。また、ゴトー・ウィルキンソン製のトレモロユニットを搭載しているのもSTREAM-Miku-Customのクールなビジュアル感を優先したこだわりのチョイスです。

特製ロッドカバー!

初音ミクの初代ビジュアルを刻みこんだ特製ロッドカバーが付属します。これだけでもテンションが上がりますね!

さて、いかかでしたでしょうか。初音ミクの希望を余すところなく実現したギターESP STREAM-Miku-Custom。撮影に使用した個体のシリアルナンバーはもちろん001。そう本人使用実機になります!

今後の展開をお見逃しなく!

 

■ 初音ミクとエンドースメント契約を締結

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五陸守のゴリゴリ珍道中 Vol.7

正統派か。異端か。

時代の“流れ”を越えてゆくESP STREAM-GT

皆さん、こんにちは。

ギタリストの五陸 守です。

今回はサウンド・ルックスともにバリエーションが豊富な「ESP STREAM-GT」をご紹介します。

僕が初めてESPギターのデモンストレーターを担当させていただいたのがこのSTREAM-GTでしたので(20162月のことです!)、個人的に思い入れも強いモデルです。

サウンドに明確な違いがある3機種

STREAM-GTには「CLASSIC」「STANDARD」「CUSTOM」の3機種が存在します。
ボディシェイプとネックジョイントの構造(セットネック)は共通しており、各モデルごとに材の違いやピックアップの違いがあります。

まず「CLASSIC」はマホガニーボディ/ホンデュラスマホガニーネック/ホンデュラスローズウッド指板というスペックが音の核になっています。
LPシェイプを長く弾いていた自分にとって、ファーストインプレッションで一番しっくりきたのはこのモデルでした。
「CLASSIC」のみSeymour Duncan「SH-18(Whole Lotta Humbucker)」を各ポジションに装備しており、伝統的なトーンでありながら現代的な音楽にも対応する、非常に扱いやすいサウンドが特徴です。
またSTREAM-GTの3機種の中でも比較的軽量な個体が多いことも付け加えさせていただきたいポイントです。

「STANDARD」はマホガニーボディ/ハードメイプルネック/エボニー指板というマテリアルで、非常にESP的なスペックです。(だからこのモデルを「STANDARD」と呼ぶのでしょうね!)
ピックアップはネック側にSeymour Duncan「SH-2n(Jazz)」、ブリッジ側に同「SH-15(Alternative 8)」が搭載されており、スムーズでクリアーなトーン(ネック側)と、きめ細かくもしっかりとしたバイト感(噛みついてくるようなサウンド)があるガッツ溢れるサウンド(ネック側)が特徴です。

「CUSTOM」は今年リニューアルしたモデルが発表されました。
最新モデルはボディバックがスワンプアッシュ、ボディトップはフレイムメイプルもしくはバックアイバール/ハードメイプル・パドゥク・ウォルナットの7Pネック/ホンデュラスローズウッド指板という仕様です。
ピックアップは「STANDARD」同様、ネック側にSeymour Duncan「SH-2n(Jazz)」、ブリッジ側に同「SH-15(Alternative 8)」が搭載されています。
明るく鳴りの良い上質なスワンプアッシュが生み出す豊かなトーン、ホンデュラスローズウッド指板の潤沢な倍音、堅牢で剛性の高い作りからくる元気なサウンドが特徴です。

総合的な完成度の高さが正にESPギター!

ともすれば変形シェイプにも見えるギターですが、重量バランスやプレイアビリティも抜群です。
ストラップの長さを変えて高く構えても低く構えても見栄えが良い、あらゆるスタイルをカバーできる素晴らしいギターです。

皆さんにもぜひ自分に合ったSTREAM-GTを見つけていただきたいです!
音楽的にも新しいインスピレーションを与えてくれるはずですから。

ESP STREAM GT

ESP STREAM GT (digimart)

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ESP SNAPPER-7 開発秘話

ESP SNAPPER-7が誕生するまでの、製品開発の記録です。

長らく水面下で進行していたSNAPPER-7をやっと発表できました!
立て続けにシグネチュアモデルが出た後に、レギュラーモデルが最後の最後で発表なんて…。
主役は最後に満を持して登場するのです!

誕生前夜

ESPが考える新しいスタンダードとは?
このコンセプトのもと誕生したSNAPPERが発売されたのが2003年になります。
日本人の体格に合わせたスマートなボディ、ストレスなくスムーズに弾けるネック、あらゆるジャンルのサウンドに対応できるピックアップ構成とアッセンブリー関係、滑らかなビブラートが特徴のフリッカーIIIと、トラディショナルスタイルなルックスからは想像できない高いプレイヤビリティを実現する、そんなギターがSNAPPERです。
発売以降、6弦スタイルメインで展開されているSNAPPERでしたが、2010年に大村孝佳氏の要望で初めてSNAPPER-7が製作されました。それまで6弦SNAPPERをメインとして使用していた大村氏が、7弦を必要とされる現場で使用するべく製作したもので、「ストレスを感じさせない弾きやすい7弦」と言う要望通りのギターが完成したのです。当初は6弦と同じく…(大村氏のこだわりはまた次の機会にでも)
このSNAPPER-7がすべての始まりでした。また、当時は非ロック式で7弦用トレモロと言うとHIPSHOT製のブリッジしか手に入るものがなかったので、こちらのブリッジを搭載してました。

FLICKER-III-7の誕生~出会い

…それから時は流れ…でもせっかくのSNAPPERですから、やっぱりブリッジもFLICKER-IIIを搭載したいじゃない!と言う事で、今度はFLICKER-III-7の開発がスタートしました。ここは弊社パーツ部精鋭が奮闘しまして。完成した試作品は大村氏のモデルに搭載し(そもそも当時搭載できるギターはこれしかなかった)、使用感や音質などへのアドバイスを頂き、2016年に晴れてFLICKER-III-7が爆誕したわけです。この大村氏のモデルを2017年に販売しようとなったのも、すべてはFLICKER-III-7の完成があったからこそ、そしてその生産体制が整ったからなのです。

この大村氏のSNAPPER-7が発売されて、すぐにレギュラーモデルでSNAPPER-7が欲しい、と言う声を耳にするようになりました。確かに大村氏のモデルはド派手なTwinkle Pinkカラー、9フレット以降のハーフスキャロップと、シグネチュアモデル特有の、そのギタリストの好みがズバッと反映されたもので、決して万人受けするものではなかったからと推測されます。そんなに要望の声があるならと、レギュラーラインでのSNAPPER-7の開発が本格的にスタートしたのでした。

遂に開発スタート、しかし!

7弦を使用するギタリストの傾向は?音楽の傾向は?スペックは?などなど、多くのリサーチを重ね、その中にESPらしさとは?多くの方に受け入れてもらえるものは?など、様々な要素を比較検討しました。十人十色とはよく言ったもので、関わる人が多くなればそれだけ意見も多くなり、結果まとまらないことはよくあります。今回のSNAPPER-7もなかなか仕様が決まりませんでした。それでも「7弦を感じさせない7弦ギター」「6弦から持ち替えても違和感のない7弦」と言うコンセプトに最終的には落ち着いたのです。

開発を進めていく中で、SNAPPER自体の認知度が徐々に上がり、ESPを代表するモデルへと成長していきます。多くのギタリストがSNAPPERを使用するようになり、その中でいくつかのシグネチュアモデルも誕生しました。シグネチュアモデルに関しては、先にも出たように使用するギタリストの好みが反映されるものなので、開発スピードも速く、結果先に多くのシグネチュアモデルがリリースされていくのです。

シグネチュアモデルにおけるSNAPPER-7

ここでちょっと寄り道を。各シグネチュアモデル(7弦限定)の特徴的な部分を比較してみましょう。
面白い事に、ギタリストの個性が見事にスペックやカラーに表れており、二つとして同じ仕様が存在しません。それだけ、個性が反映されやすいギターなのです。
現在発売されているSNAPPER-7のシグネチュアモデルは、先の大村氏、故藤岡幹大氏、SYU氏、e-ZUKA氏、Joe・G氏、ISAO氏の6機種になります。

ボディ材はアルダーが圧勝

ほとんどがアルダーを使用しています。アルダー材のエレキギターにおける汎用性の高さが表れていますね。e-ZUKA氏のみスワンプアッシュを使用していますが、音楽的な倍音が多い音質面も優れていますが、どちらかと言うとルックスへの影響も大きいのではないでしょうか。Joe・G氏のバックアイバールのトップ材も同じようにルックスへのこだわりからです。

大村孝佳 藤岡幹大 SYU e-ZUKA Joe・G ISAO
アルダー アルダー アルダー スワンプアッシュ バックアイバール/アルダー アルダー

ネック材は安定のハードメイプル

全モデル共通してハードメイプルを使用しています。スポットモデルやエキシビジョンではローズウッドネックなどもありますが、ネック材として一番オーソドックスであり、なおかつ弦楽器のネックに必要なすべての要素を持つハードメイプルを全員が選んでいます。

指板材はお好みで

こちらは多種多様です。指板材に関しては音質もあります、実際に指で触れる部分ですので質感も重要な要素となります。もちろん色味や木目などルックスにもかかわってくる重要な部分です。

大村孝佳 藤岡幹大 SYU e-ZUKA Joe・G ISAO
ローズウッド ローズウッド ハードメイプル エボニー パーフェロー エボニー

ヘッド角度の秘密

ネック関係で行くと、まずはヘッドの角度です。SNAPPERにはCTシステムが採用されています。大村氏のモデルは初期型の仕様を継承しているので、まだ段差が浅い旧CTシステムです。最近発売されたSYU、e-ZUKAモデルは段差の深い新CTシステムになります。その他の3名は角度の付かない、いわゆる段付きになります。これは次項目のナットが関係してきます。
※CTとは、コントロール・テンションの略で、ヘッドに僅かな角度を付けることにより各弦のバランスを整えています。

大村孝佳 藤岡幹大 SYU e-ZUKA Joe・G ISAO
旧CT 段付き 新CT 新CT 段付き 段付き

ナットの種類と幅について

大村モデルは46mmと他と比べて2mm細くなっています。これは、SNAPPER-7の前に使用していたM-SEVEN(初期型)が影響しています。M-SEVEN(初期型)は特注ロックナットを使用しており、幅が46mmでした。この感触を継承しています。
48mmと言う数値は、一般的な7弦ギターのナット幅になります。フロイドローズの7弦用ロックナットR7Sは48mmですので、ロックナットのものは必然的にナット幅が48mmとなります。

大村孝佳 藤岡幹大 SYU e-ZUKA Joe・G ISAO
46mm/牛骨 48mm/ロックナット 48mm/牛骨 48mm/牛骨 48mm/ロックナット 48mm/ロックナット

意外なピックアップ構成

6弦SNAPPERは、1ハムバッカー、2スタックシングルの構成です。この構成に一番近いのはe-ZUKA氏のモデルです。他は全て2ハムバッカーとなっており、7弦ギターがパワフルでヘヴィなサウンドを必要としていることが分かります。また、大村氏以外のモデルは、全てシングルコイルモード(コイルスプリット)できる仕様になっていますので、幅広いサウンドメイクが可能です。

大村孝佳 藤岡幹大 SYU e-ZUKA Joe・G ISAO
2ハムバッカー 2ハムバッカー 2ハムバッカー 1ハムバッカー、2シングルコイル 2ハムバッカー 2ハムバッカー

各スペックを比較したいのですが、ひとまず主要部分だけ。詳しくは各モデルの製品ページにてご確認ください。ギタリストの個性も垣間見えてくると思います。

レギュラーラインSNAPPER-7の誕生

「7弦を感じさせない7弦ギター」「6弦から持ち替えても違和感のない7弦」と言うコンセプトで開発がスタートしたSNAPPER-7ですが、完成するまでには長い時間を要しました。コンセプトが決まってからもさまざまな検討は続き、紆余曲折ありましたが結果このようなスペックに落ち着きました。

ボディ:
・Alder (厚さは一般的な45mm)
ネック:
・Hard Maple (CT System は現行の深いタイプ)
グリップシェイプ:
・Slim U (程よい厚みでしっかりと握り込めるタイプ)
フィンガーボード:
・Honduras Rosewood
ラディアス:
・305R (指板Rです)
スケール:
・648mm (6弦モデルと同じ)
ナット:
・無漂白牛骨 (46mm)
フレット:
・JESCAR FW55090-NS (ミディアムジャンボタイプ), 22frets
インレイ:
・(Top)白蝶貝のドット, (Side)Luminlay SGM-23 (蓄光素材)
ジョイント方法:
・Bolt-on (T-5 Ultimate Access、チタンプレート)
ペグ:
・GOTOH SG360-07 MG-T (ペグ本体の裏についているつまみを回してロックするタイプ)
ブリッジ:
・ESP FLICKER-III-7
・スプリングはTremolo Tone Spring Type-2を5本
ピックアップ:
・(Neck) Seymour Duncan SSL-5-7 (シングル)
・(Middle) Seymour Duncan SSL-5-7 (シングル)
・(Bridge) Seymour Duncan SH-14-7 (ハムバッカー)
パーツカラー:
・Chrome
コントロール:
・Master Volume, Master Tone (CAP. Select SW), 5-Way Lever PU Selector, Mix Variation Switch

目を惹くのは、ナット幅とスケールでしょうか。ナット幅はなぜ一般的な48mmに設定しなかったのか。それはこれまでESPがリリースしてきた7弦ギターに答えが隠されています。現在ラインアップされているULTRATONE-SL7のナット幅は46mm、その前に発売していたVP-SL7も46mm、初期型のM-SEVENも特注ロックナットを使い46mm。ESPでは46mmのモデルが多く存在していたのです。数値だけ見ればたかが2mm、されど2mmですが、手に伝わる感触は驚くほど違うものです。この46mmを今回のSNAPPER-7でも継承した形になります。
スケールは6弦と同じく648mmとなっています。7弦のテンションを稼ぐためにこれまでは686mmスケールを採用する事が多くなっていましたが、やはり6弦に比べるとテンションが強く、コンセプトの「6弦から持ち替えても違和感のない7弦」から外れてしまうので、スケールには6弦と同じ648mmが採用されました。

先に発売されてきたSNAPPER-7系シグネチュアモデルからフィードバックされたデーターを元にして、誕生したSNAPER-7はどのモデルとも完全一致はしません。それぞれの良いとこ取りとでもいいましょうか、非常に完成度の高いギターになっています。
数ある7弦ギターの中でも、SNAPPER-7は抜群なプレイヤビリティを約束できます。弾き辛くて7弦を諦めてしまった方、是非弾いてみてください。弾きやすさにきっとビックリするはずです。そして、シグネチュアモデルのように、自分なりに改造して、自分オリジナルのSNAPPER-7を作り上げてください。

自分だけのオリジナルSNAPPER、完成したらESP PLAYERSサイトへ投稿してみませんか?

 

■ ESP SNAPPER-7 発売告知

■ ESP SNAPPER-7 Ohmura Custom
■ ESP SNAPPER-7 Fujioka Custom
■ ESP SNAPPER-7 SYU Custom “SYUNAPPER-7”
■ ESP SNAPPER-7 e-ZUKA Custom “ZUKAPPER-7”
■ ESP SNAPPER-7 Joe・G Custom “Potalist-7”
■ ESP SNAPPER-7 ISAO Custom “RAIDEN-7”

■ ESP PLAYERS

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五陸守のゴリゴリ珍道中 Vol.6

唯一無二の存在感!ESP FRX

皆さん、こんにちは。
ギタリストの五陸 守です。
いよいよ暑い日が多くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
湿度の上昇など、楽器のコンデション維持にも気をつけたい時期ですね。

さて今回は僕が普段「似合っていない」と言われがちな(笑)、ESP FRXについて解説をしていきます。
ちなみに僕自身、FRXは自分に似合っていると思っていますがっ!!

奇をてらわない王道スペック

早速基本スペックを見ていきましょう。
まずボディがアルダー仕様の「FRX」とマホガニーバック/バールメイプルorキルテッドメイプルトップの「FRX-CTM」の2系統に分類されます。
ハードメイプル3Pネック、エボニー指板、セットネック構造というのは共通したスペックです。
「見た目の印象とは裏腹に」と言ってはなんですが、実は非常にスタンダードな材のチョイスになっています。
さらにストップテイルピース仕様の「FRX NT」・「FRX-CTM-NT」と、フロイドローズ仕様の「FRX FR」・「FRX-CTM FR」が存在します。
「NT」の方はブリッジ側のピックアップにSeymour Duncan「NAZGÛL-6」を搭載、「FR」の方はブリッジ側のピックアップにSeymour Duncan「PEGASUS-6 TB」を搭載しており、ネック側のピックアップはいずれのモデルも共通してSeymour Duncan「SENTIENT-6」となっています。

多様化する音楽の進化をサポートする懐の深さ

僕は、高出力なハムバッキングピックアップに関して自分なりのジャンル分けをしています。
1つは“昔ながら系”、もう一つが“今どき系”です。(呼び名がダサいのはお許しを…ww)
“昔ながら系”は歪み感を得やすく、アンプのゲインの目盛りが小さい状態で扱いやすく、ガッツを感じるサウンドを特徴とします。
歪みの質感はモダンなものに比べて粗々しく、単音弾きをすると艶やかさを感じます。
他方“今どき系”はとにかく歪みの質感がきめ細かく、音の分離が良いのが特徴で、アンプのゲイン目盛りを上げて深く歪ませてもクリアーさを感じます。
これは多弦ギターやダウンチューニングを扱うミュージシャンの増加に伴って進化してきたものであり、まさに最新のサウンドと言えるでしょう。
FRXに搭載されている「PEGASUS」「NAZGÛL」「SENTIENT」はこの“今どき系”に分類されます。
これら現代的なピックアップの特徴としてクリーントーンの素直さも加えてお伝えしたいポイントです。
ギター本来の音を忠実に再生しながらゲインアップするイメージです。
なんとなくハードな音楽のイメージがあるFRXですが、実は演奏できることの可能性はとてもとても大きく、まだまだ色んな使い方が模索できるギターだと思います。

FRXは変形ギターなのか

FRXはその美しいボディシェイプが非常に印象的ですが、弾き心地を犠牲にしていないことも素晴らしい点です。
ESPといえば数々の変形シェイプの楽器を作ってきたノウハウがあるメーカーです。
ルックスとプレイアビリティを当たり前のごとく高次元で融合させているあたりは「さすがだな!」と思わされます。
さらに夢を膨らませるならば、FRXを土台にしたオリジナルのオーダーもとても面白いでしょう。
ESPのホームページでレギュラーモデルをチェックしただけでも、FRXがどんなフィニッシュをも許容するギターであることは一目瞭然です。
単色つぶし塗装、杢目を見せるシースルー塗装、どんな色を使ったとしてもFRXが許容できない仕様など無いのです!
レギュラーモデルだけでなく、自分だけの1本を作るベースとしても最高のギターがESPのFRXです。

ESP FRX

ESP FRX(digimart)

ESP FRX-CTM Burled Maple

ESP FRX-CTM Burled Maple(digimart)

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五陸守のゴリゴリ珍道中 Vol.5

ESPが誇るクラフトマンシップを投影した最高峰機種、ESP AMOROUS

 

皆さん、こんにちは!
ギタリストの五陸 守です。
今回はESP AMOROUSの最新モデルをご紹介します。

僕が持つAMOROUSの印象は「元気でめっちゃ鳴りが良いギター」「アンプから飛び出す音のスピードが速く、音の飛距離も断トツに長いギター」というイメージです。
いかにしてそのサウンドが体現されているか迫っていきましょう!

ギター本体のみならず、今日の良い機材・良いパーツの判断基準の一つとして「堅牢さ」が挙げられるように感じています。
良いコンディション・使用感を長く保つという意味で重要視されているということでしょう。
今回ご紹介するAMOROUSは構造上、最も頑丈なギターと言えます。
その事実がサウンドにも当然影響を与えています。

AMOROUSの基本構造はボディとネックを接着して固定するセットネックジョイントで、ボディバックはホンデュラスマホガニー。
従来のキルテッドメイプル/フレイムメイプルトップのモデルに加え、バールメイプルトップのモデルが新たにラインナップされました。
指板にはホンデュラスローズウッドを配し(一部のモデルはエボニー指板)、ノントレモロモデルのネック材はホンデュラスマホガニー、フロイド・ローズ付きモデルはハードメイプル、ウォルナット、パドゥックの7P(一部のフロイド・ローズ付きモデルはホンデュラスマホガニーネック)となっています。

AMOROUSのボディは最厚部で52mmあります。
この大きな体積により、楽器本来の音を十分に楽しむことができます。

ネック材はボディ材の奥深くまで突き刺さっている構造で、ネックジョイント部分はESP製品の中では比較的大きめに材の体積が残されている印象です。
しかしながら、滑らかなヒール処理が施されており、プレイヤビリティは絶対に損なわないという強い拘りが感じられます。

ヘッド部分も分厚くなっており、ペグのワッシャー部は落とし込まれています。
このようにAMOROUSは非常に剛性が高く作られていることが分かります。
楽器の体積を増すと犠牲になりがちなのは演奏のしやすさですが、AMOROUSはESPが誇る高い加工技術と、圧倒的なプレイヤー目線に基づく設計で演奏者にストレスを与えないギターに仕上がっているのです。
また、ここまでの話の印象に反して意外と重くない楽器であるというところも特筆したいです。
長時間の演奏やステージパフォーマンスでも苦痛を感じません。

今回新たにバールメイプルトップのモデルが誕生したことで、従来のキルテッドメイプル/フレイムメイプルトップのモデルよりも、クラシックなスタイルの良さは残しつつルックス的にもモダンな印象になりました。
バールメイプルはキルテッドメイプル/フレイムメイプルとも異なった重量や硬さを持っていますので、サウンドも当然異なってきますが、前述のボディ体積のお陰でその違いの恩恵を最も受けることができる機種であるとも言えます。
ぜひ一度店頭で手に取ってその魅力を感じていただきたいと思います!

今回は真面目な文章になり過ぎたことを深く深く反省しつつ(笑)、またお店のイベントなどで皆さんとお会いできる日を楽しみにしております☆

ESP AMOROUS

ESP AMOROUS-CTM Burled Maple

ESP AMOROUS(digimart)

ESP AMOROUS-CTM Burled Maple(digimart)

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五陸守のゴリゴリ珍道中 Vol.4

実は名品揃い!
ESP製メンテナンスグッズ!
“ESPマルチスパナ”/
“ESP AXE-HANDLER POTABLE GUITAR STAND”/“ESP GUITAR FRET PROTECTOR”

皆さん、こんにちは。
ギタリストの五陸 守です。
今回は僕が愛用しているESP製のメンテナンスグッズを、具体的な使用方法を交えてご紹介してまいります!

1点目は“ESPマルチスパナ”です!

これは楽器に取り付けられている大体のナットにフィットするように作られている正にマルチなスパナ(そのまんまですがw)なのです。
ポット、スイッチの類は使用し続けるとどうしてもナットの緩みが出てきますが、このESPマルチスパナを一つ持っておくととても心強いです

僕が自分の所有する楽器に対して一番気を付けてケアしている部分は「ジャックの接点」です。
専門性の高いリペア等は信頼できるショップに持ち込むのが良いですが、シンプルなことであれば自分でケアしてあげるとまたその楽器に対する愛情も深まるというものでしょう!
一度ばらして、プラグが当たる部分を市販のフレット磨きで綺麗にし、ESPマルチスパナで締め込みます。
使用する時は必ずパーツを持った状態で回してくださいね!
固定せずに回すと内側のパーツごと回転して配線が捻じれて断線するリスクがあります。
ポットやスイッチのナットを締める時も同様です。

2点目は“ESP AXE-HANDLER POTABLE GUITAR STAND”です!

正式名称は長くて強そうですが(笑)、僕は「アックスハンドラー」と呼んでいます。
その製品名が示す通り、持ち運びができるギタースタンドとしての役割を持っています。
普段僕は楽器を複数立てかけることができるタイプのスタンドを使っているのですが、ギターを弾きながら譜面を書いたり、ギターで音を確認しながらパソコンで打ち込みの作業をしたり、その合間の「一旦ギターを置きたいなぁ…」という時にめちゃくちゃ助かるのがこのアックスハンドラーなのです!

別の作業をしながら楽器も手元に置いて…ということが可能なので、作業への集中力が途切れないという意味でも実はすごく役に立つ製品です。
コンパクトなサイズなのですが、ずっしりとした安定感があります

ネック枕として使用することもできるので、弦交換やメンテナンスの時にも便利です。
※人間用の枕としてはオススメできません!やめときなはれ!

3点目は“ESP GUITAR FRET PROTECTOR”です。

こちらも文字通りフレットを守ってくれるアクセサリーです。
僕は楽器を持って長距離の移動をする際、必ずこれを使っています。
ギグバッグに楽器を収納していても、外から強い衝撃が加わるとフレットが傷ついて…なんて想像しただけでもゾッとしますね(笑)。
使い方はとても簡単で、弦とフレットの間に挟むだけなのですが、僕がぜひオススメしたい方法があります。
それはクロスを併用して、フレットプロテクター自体を動かなくするというやり方です。
まずは従来通りフレットプロテクターを弦とフレットの間に挟みます。

次にギター(orベース)のナット付近にクロスをタイト目に巻き付けます。

フレットプロテクターがズレないように押さえながらクロスをハイフレット側に引っ張ります。

ギター/ベースはローフレット側よりハイフレット側の方がネック幅が広くなっていますので、これで自然とフレットプロテクターが固定されます。
僕は普段飛行機で移動する時にこの状態で受託手荷物として預けていますが、今のところ100%返却時もフレットプロテクターがズレずに戻ってきています。
(※2016年6月以降、53回の国内フライトでうまくいきました!)
ということで皆さんにもぜひオススメしたい方法です。

今回ご紹介したグッズはほんの一部の製品ですが、メンテナンスグッズの見直しも音楽ライフの充実に一役かってくれるものになるでしょう!
参考になれば幸いです。

ESP MULTI SPANNER

ESP MULTI SPANNER (Amazon)

ESP AXE-HANDLER PORTABLE GUITAR STAND

ESP AXE-HANDLER PORTABLE GUITAR STAND (Amazon)

ESP GUITAR FRET PROTECTOR

ESP GUITAR FRET PROTECTOR (Rakuten)

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五陸守のゴリゴリ珍道中 Vol.3

レギュラーモデルだけど全て一点モノ!?
新生”ESP SNAPPER-CTM”

皆さん、こんにちは!
ギタリストの五陸 守です!
今回は完全リニューアルを遂げた最新の”SNAPPER-CTM”のご紹介です。

新しい材がもたらすバリエーション
2020年最新モデルのSNAPPER-CTMは大きく2系統に分類することができます。
ボディがスワンプアッシュバック/ポプラバール(Poplar Burl)トップのモデル、スワンプアッシュボディバック/バックアイバール(Buckeye Burl)トップのモデルです。

いずれのモデルもボディのバック材は高品位なスワンプアッシュが用いられています。
スワンプアッシュのサウンドについては前回のアーカイブ(https://espguitars.co.jp/espblog/2020/03/10/1186/)で書かせていただきました。

従来のモデルとの違い
従来ギターのボディトップにラミネートする(貼り合わせる)木はメイプル等の硬めの材を用いるのが一般的でした。しかし、新しいSNAPPER-CTMではポプラバールやバックアイバールといった、柔らかめの材を使用しています。
そもそも”バール”というのは木の根付近にできる瘤(こぶ)とで、当然ながら穴も開いています。ESPではバール材の穴は樹脂で埋めてボディ表面は平らになるようにしています。

サウンドの違いは!?
そもそもラミネートの有無でサウンドにどのような違いが出るのでしょうか?
一般的にはラミネート有りの方が音にパンチとコシが増します。
しかし、従来使われてきたトップ材だと”音が硬すぎる”と感じる方もいらっしゃいます。

「スワンプアッシュボディよりパワー感が欲しいけど、硬すぎる音はちょっとなぁ…。」

という方にぜひお勧めしたいのがこの柔らかいバール材を使用した新しいSNAPPER-CTMなのです。

ここが面白い!!
ポプラバールとバックアイバールだとポプラバールの方が硬い材ですが、材に開いている穴が大きいほど、その穴を埋めるための樹脂の体積が増します。
樹脂自体はバール材よりも硬く、当然サウンドにも影響を与えます。
それぞれのモデルでサウンドの傾向は統一されていますが、個体による音の違いが生じるのが非常に興味深いところです。

シースルーで杢目が見える塗装になっているギターの魅力である”一本一本見た目が違う”ということに付け加えて、そのサウンドもそれぞれが唯一無二の存在なのです。
近年バール材はその個性的なルックスから、オリジナリティを追及するギタリスト/ベーシストに愛されていますが、サウンドの違いまで感じることができるとその魅力の虜になるでしょう。

「僕はすでになっています!助けてくれーっ!(笑)」

サウンド的な守備範囲が広がった新しいSNAPPER-CTMは正に無敵です!

 

ESP SNAPPER-CTM Poplar Burl

ESP SNAPPER-CTM Buckeye Burl

ESP / SNAPPER-CTM Burl【デジマート】

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五陸守のゴリゴリ珍道中 Vol.2

アッシュ材の新たな魅力!
ESP SNAPPER-AS “DRIFTWOOD Series”

皆さん、こんにちは!
ギタリストの五陸 守です!
今回はルックス/サウンド共にそのバリエーションが爆発的に広がったESP SNAPPER-ASの“DRIFTWOOD Series”のご紹介です!

アッシュボディのギターと言えばつぶし塗装(木目が見えない塗装)や、バーナーで炙って焼き目をつけるというのが王道の仕様でしたが、このシリーズの登場によって更にオリジナリティを追求できるようになりました。

“DRIFTWOOD Series”の魅力とは!?
まず目を奪われるのがボディ表面の凹凸。
レギュラーモデルとして発表されるまでに、凹凸の深さや表面の磨き具合など、様々な試行錯誤が重ねられてきました

この独特の手触りの虜になり、購入をご決断されたお客様もいらっしゃいました。
そしてステージ上でも独特の存在感を放つこと間違いなしですね!

さらに、ボディカラーと違う色のフィラーを入れることによって、木目を見せつつも渋いだけじゃないアッシュ材の魅力が引き出されます!
当然これはカラーオーダーでオリジナルの組み合わせにすることができるので、スワンプアッシュというスタンダードな材でありながら唯一無二の楽器を創り出すことが可能になりました。

ESP SNAPPER-ASは他とここが違う!!
僕は仕事柄、色んなブランドのギターサウンドに触れる機会があります。
昨今、「アッシュボディ+メイプルネック/指板」というスペックのギターは山ほど存在します。
その中でESPのSNAPPER-ASが持つ強み、それはずばり「音」です!!
楽器の良さをアピールする時によく「鳴りが良い!」という言葉を耳にします。
楽器自体が如何に振動し、鳴っているかということですね。
逆に鳴りの悪い楽器はどれだけ一生懸命弾いても弦の音しかしません。
では鳴りが良ければそれで良いのか?
いいえ、鳴りの良い楽器の中にも違いがあるのです。
それは音の”密度”です。
音の”情報量”とも言えると思います。
質の高いスワンプアッシュを使用しているESPの楽器はサウンドメイクがしやすいです。
そしてバンドアンサンブルにおいてもそれがコントロールできるのです。
あまり大きな声では言いにくいですが、逆にそうでない楽器は音量をいくら上げても抜けず、何をやっているか分からない状況になり、演奏の表現という点では厳しいものがあります。
生音で弾いて鳴りの良い、体感的に気持ちの良い楽器は沢山あります。
しかし音に拘る方、本物志向の方、スワンプアッシュ本来のサウンドを楽しみたい方にはESP製品をお勧めしたいです。
そこには確かな材の選定とESPが誇る職人さんたちの確かな楽器造りがあるからです。

次回はそんなスワンプアッシュも楽しみつつ、真新しいサウンドのバリエーションを生み出したESP SNAPPER-CTMの最新モデルについてご紹介します!

ESP SNAPPER-AS “DRIFTWOOD Series”

ESP SNAPPER-AS BR(Back Routed) “DRIFTWOOD Series”

ESP / SNAPPER-AS DriftWood Series【デジマート製品レビュー】

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