去る8月15日にESP Music School東京校イベントスペースにて台湾のメタルバンドCHTHONIC(ソニック)のギタリストJesse LiuによるGuitar Seminarが行われました。今回はセミナーの内容ではなく使用していたギターを見て行きましょう。
この日Jesseが使用していたギターは完成したばかりのニューモデル。ップにはキルテッドメイプルの美しい杢目、バックにはマホガニーのラミネートボディ。バックはハードメイプルで指板はエボニー。ブリッジもフロイドローズではなく、HIPSHOT Hardtailに変更され弦はボディバックから張る方式になっています。ピックアップは前回と同様スイスのLundgrenが搭載されています。今回はカバードのM7CではなくオープンコイルのM 7が採用されてます。
指板の周りにはフィギュアドメイプルのバインディングが巻かれています。サイドポジションには蓄光素材のLuminlayが採用されていて、暗いステージで威力を発揮します。前回のモデル同様に、12フレット部を中心に大きなインレイが入れられてます。
24フレット部にはモデル名にもなる「妖刀村正」の文字が。
フレットはJESCARで、ステンレス製のものが使われています。
ヘッドトップにもボディ同様にキルテッドメイプルがラミネートされています。
エッジ部分はもちろんナチュラルバインディング仕様。
以前のモデルではスルーネック構造でしたが、このニューモデルではデタッチャブル構造になっています。ネックセットプレートには、新製品となる新しいチタン製のものが使われています。
Jesseのセミナーを見学に来ていたGalneryusのSyuとGYZEのRyojiとの3ショット!
セミナーの最後にはESP Music School講師陣とのセッションが行われました。ギターには兀突骨のギタリストでもあるJoe・Gが参加。もちろん記念に2ショットでパチリ。なんとJoe・Gは本セミナーの一週間前にも台湾でJesseに遭遇していたようですね。
(2015年8月15日 ESP Music School 東京校 イベントスペースにて撮影)
■ChthoniC(閃靈) Official Site
■Jesse Liu Signature Model “KATANA”