アクリルボディを採用した、ESP jeune fille X Crystal -shape shiniest- が3本限定で発売

Manaがリーダーを務めるバンド「Moi dix Mois」と共に2002年に誕生した、Manaシグネチュアモデルの「jeune fille X」。2022年には共に20周年を迎えました。

そして、実に5年ぶりとなる、20周年を飾るにふさわしいjeune fille Xのニューモデル「jeune fille X Crystal -shape shiniest- (ジュンヌフィーユ・エックス・クリスタル・シェイプ シャニエスト)」が完成しました。非常に特殊な構造をしている関係もあり完全限定3本での発売となります。

まるで水晶「Crystal」のように清らかで神々しささえ感じさせるアクリルボディ、そして青く光輝く姿に、容姿、形、輪郭などを表す「shape」と、最上級に輝くことを意味する「shiniest」が合わさり、この名前が命名されました。

本モデルには、ESPの技術の結晶と、様々な新しいアイデアがつぎ込まれています。jeune fille Xシリーズで初めて採用されたアクリル製のボディは、複雑で優雅なボディシェイプや立体的な造形をより魅力的に仕上げています。ネックはハードメイプルで、指板にはリッチライトが採用されています。基本的なアッセンブリー関係は歴代のjeune fille Xと同じく、ピックアップにはEMG 81を1基のみ搭載。ブリッジは滑らかなアーミングが特長のKahlerとなっています。3つのコントロールはネック側から、LEDの常時点灯/点滅/消灯とを切り替える3ポジションスイッチ、ボディLEDの点滅スピードコントロール、そしてマスターボリュームとなります。

jeune fille X の中でも-Cross Ray-と名付けられたシリーズでは、ボディ中央の十字架がLEDで点滅していましたが、本モデルではボディ内部にブルーのLEDが複数配置されており、点灯させることでボディ全体が発光します。

従来のモデルから一貫して採用されている「jeune fille」の文字があしらわれたフィンガボードのポジションマークと、サイドポジションも青く光り輝き、ステージでの実用性も相まって、その存在感を一層引き立ててています。指板のLED用バッテリーはヘッド部のロッドカバーの下にA23M(12V)を内蔵する工夫がされています。また、点灯はヘッド裏側に設置されたスイッチで操作します。

バッテリーは全部で3ヶ所に分けて配置されています。EMGピックアップ用のA23M(12V)※注1で、こちらはコントロールキャビティ内へ設置されています。
※注1 EMGピックアップは9～27Vで動作します。駆動電圧が上がるほどにコンプ感は弱まります。

そしてボディを発光させるためLED用の006P(9V)と、LED点滅用回路の基板用バッテリー用の006P(9V)は、外付け用の専用バッテリーボックスが設けられています。

jeune fille X Crystal -shape shiniest- の洗礼された姿、神秘的な輝きをご堪能下さい。