技術提供
Technical Service
Seymour Duncan HUMBUCKER

Seymour Duncan社のピックアップ(ハムバッカー)に付属する配線の手引きを日本語でわかりやすくしているものです。また、ESP製のピックアップも配線材の色は同様になります。
- Seymour Duncan社製のピックアップには左図のように2種類の配線材が使用されています。ご使用になっているピックアップがどちらの配線材が使われているがご確認ください。
- 一般的なハムバッカーの配線方法です。 この配線でハムバッカーの本来のパワーが発揮されます。 1芯シールドのピックアップはこの配線が既に行われている訳です。
- やや高音域が強調された音になります。シリーズ時に比べ、若干パワーが少なくなります。
Seymour Duncan SMB Series

Seymour Duncan社のピックアップ(SMB Series)に付属する配線の手引きを日本語でわかりやすくしているものです。
- SMB Seriesには左図のような配線材が使用されています。
- SMB Seriesの一般的な配線はパラレル接続です。
- より低音域を強調したい場合はシリーズ接続が効果的です。ピックアップの持つパワーを100%引き出すことが出来ます。 しかし、ベースによっては低音域が出すぎてしまい、逆に使いにくくなってしまう恐れがあります。
ESP Pickups

ESPピックアップに使用されている配線は以下のとおりです。
ご自分で配線する時の参考にして下さい。
- もっともシンプルな1芯シールド。
- 多くのピックアップに使用されている4芯シールドです。この配色はSeymour Duncan社製ピックアップと同じです。位相も同じなので、配線する時は全く同じに配線が可能です。
- JUNCTION-SSは他のハムバッカーと違う配色の配線材が使用されています。
- 基本はLH-200など同じですが、独立アースでピンク色の線が追加されています。
- 独立アースでピンク色の線が追加されています。
ESP BASS ACTIVE CIRCUIT CI-R-01 WIRING DIAGRAM



タイトル
配線材の色が似ていますので、間違えないように注意してください。 MID BOOST スイッチを取り付けない場合はスイッチに接続する配線(青、緑、灰2本)を全て個別にしてください。 (ショートさせてはいけません)
ESP BASS ACTIVE CIRCUIT CI-R-02 WIRING DIAGRAM



タイトル
付属している2つのポット(50k)はTREBLE、BASSの指定はありません。どちらにも使用できます。 MID BOOST スイッチを取り付けない場合はスイッチに接続する配線(青、緑、灰2本)を全て結線しショートさせてください。
LP系配線図

各ピックアップに対してヴォリューム、トーンが存在する場合は、まずヴォリュームにピックアップを配線します。その後、セレクターに配線します。 4芯シールド線のピックアップの場合はまず、ピックアップから出ている線の処理を行なう必要があります。上図では最も一般的なシリーズ配線の場合を記しています。4芯ハムバッカーの詳しい配線方法はこちらをご覧下さい。結線した赤と白の線は他の部分に触れないように絶縁して下さい。
SE系配線図

マスターヴォリュームでコントロールされる為、ピックアップからまずセレクターに配線される。最も使用されるスライドスイッチは2回路3接点のもの。CRL(USA製)やYM(国産)などいろいろな種類が存在する。図中の番号はそれぞれ対比しているので配線の時の参考に。