五陸守のゴリゴリ珍道中 Vol.4

2020/05/03

実は名品揃い!
ESP製メンテナンスグッズ!
“ESPマルチスパナ”/
“ESP AXE-HANDLER POTABLE GUITAR STAND”/“ESP GUITAR FRET PROTECTOR”

皆さん、こんにちは。
ギタリストの五陸 守です。
今回は僕が愛用しているESP製のメンテナンスグッズを、具体的な使用方法を交えてご紹介してまいります!

1点目は“ESPマルチスパナ”です!

これは楽器に取り付けられている大体のナットにフィットするように作られている正にマルチなスパナ(そのまんまですがw)なのです。
ポット、スイッチの類は使用し続けるとどうしてもナットの緩みが出てきますが、このESPマルチスパナを一つ持っておくととても心強いです

僕が自分の所有する楽器に対して一番気を付けてケアしている部分は「ジャックの接点」です。
専門性の高いリペア等は信頼できるショップに持ち込むのが良いですが、シンプルなことであれば自分でケアしてあげるとまたその楽器に対する愛情も深まるというものでしょう!
一度ばらして、プラグが当たる部分を市販のフレット磨きで綺麗にし、ESPマルチスパナで締め込みます。
使用する時は必ずパーツを持った状態で回してくださいね!
固定せずに回すと内側のパーツごと回転して配線が捻じれて断線するリスクがあります。
ポットやスイッチのナットを締める時も同様です。

2点目は“ESP AXE-HANDLER POTABLE GUITAR STAND”です!

正式名称は長くて強そうですが(笑)、僕は「アックスハンドラー」と呼んでいます。
その製品名が示す通り、持ち運びができるギタースタンドとしての役割を持っています。
普段僕は楽器を複数立てかけることができるタイプのスタンドを使っているのですが、ギターを弾きながら譜面を書いたり、ギターで音を確認しながらパソコンで打ち込みの作業をしたり、その合間の「一旦ギターを置きたいなぁ…」という時にめちゃくちゃ助かるのがこのアックスハンドラーなのです!

別の作業をしながら楽器も手元に置いて…ということが可能なので、作業への集中力が途切れないという意味でも実はすごく役に立つ製品です。
コンパクトなサイズなのですが、ずっしりとした安定感があります

ネック枕として使用することもできるので、弦交換やメンテナンスの時にも便利です。
※人間用の枕としてはオススメできません!やめときなはれ!

3点目は“ESP GUITAR FRET PROTECTOR”です。

こちらも文字通りフレットを守ってくれるアクセサリーです。
僕は楽器を持って長距離の移動をする際、必ずこれを使っています。
ギグバッグに楽器を収納していても、外から強い衝撃が加わるとフレットが傷ついて…なんて想像しただけでもゾッとしますね(笑)。
使い方はとても簡単で、弦とフレットの間に挟むだけなのですが、僕がぜひオススメしたい方法があります。
それはクロスを併用して、フレットプロテクター自体を動かなくするというやり方です。
まずは従来通りフレットプロテクターを弦とフレットの間に挟みます。

次にギター(orベース)のナット付近にクロスをタイト目に巻き付けます。

フレットプロテクターがズレないように押さえながらクロスをハイフレット側に引っ張ります。

ギター/ベースはローフレット側よりハイフレット側の方がネック幅が広くなっていますので、これで自然とフレットプロテクターが固定されます。
僕は普段飛行機で移動する時にこの状態で受託手荷物として預けていますが、今のところ100%返却時もフレットプロテクターがズレずに戻ってきています。
(※2016年6月以降、53回の国内フライトでうまくいきました!)
ということで皆さんにもぜひオススメしたい方法です。

今回ご紹介したグッズはほんの一部の製品ですが、メンテナンスグッズの見直しも音楽ライフの充実に一役かってくれるものになるでしょう!
参考になれば幸いです。

ESP MULTI SPANNER

ESP MULTI SPANNER (Amazon)

ESP AXE-HANDLER PORTABLE GUITAR STAND

ESP AXE-HANDLER PORTABLE GUITAR STAND (Amazon)

ESP GUITAR FRET PROTECTOR

ESP GUITAR FRET PROTECTOR (Rakuten)

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