ANTHRAX at SHIBUYA O-EAST

2012/04/13

ANTHRAXは、80年代のスラッシュメタル黎明期よりMETALLICA、MEGADETH、SLAYERと並んで「スラッシュ四天王」と呼ばれ、ヘヴィメタルシーンに確固たる地位を築きつつ、ヘヴィメタルにとらわれることなく様々な音楽とクロスオーバーさせて独自の進化を続けているバンドです。ひとつの枠に入りきらないその独自のスタイルは、ミクスチャーロックの先駆けとして後進に多大な影響を与えました。

さて、2012年4月5日、6日と、ANTHRAXの来日公演が行われました。会場となった渋谷O-Eastには平日にもかかわらず多くのファンが集結しました。今回はVinnie Paul(ex.PANTERA)率いるHELLYEAHとのカップリングツアー。まずはHELLYEARの登場!超重低音をぶちかまして会場をヒートアップさせたところにANTHRAXが登場!

記念すべき通算10thアルバム”Worship Music”から”Earth On Hell”の流れで口火を切ったショウは、”Caught in a Mosh”、”Antisocial”、”Indians”、”Among the Living”など往年の名曲のオンパレードでフロアは大合唱&モッシュピット起こりまくりの超大盛り上がりとなりました。
さらになんと1stアルバム1曲目の”Deathrider”や2ndアルバムから”Medusa”など往年の名曲も聞かせてくれました!ファンへのサービス精神旺盛な彼らならではです。新旧織り交ぜた極上セットリストで、久しぶりの来日公演は大熱狂の一夜となりました。

そのANTHRAXのサウンドを支えるESPエンドースアーティストであるリードギタリストのRob CaggianoとベーシストのFrank Belloのシグネチュアモデルが、この度NAMM2012で発表されました。ここ日本でも発売が決定しています。詳しい情報はもう少しお待ちください。

Rob CaggianoのメインギターはHORIZONのノントレモロ仕様で、ブリッジピックアップにはオリジナル仕様のDiMarzioのRC Customを搭載しています。Scott Ianと一心同体のダウンピッキングと、ヌケの良いフラッシーなソロを聞かせてくれました。

サブとしてノーマルスペックのHORIZON NTもスタンバイしていました。

Frank Belloは彼のトレードマークでもあるベースを低く構えたスタイルで、トレブリーなサウンドをバキバキと指弾きしながら暴れまくりのステージングです。FrankのベースはESP Vintage PJ/Rをベースして、マットブラックのボディカラーとブラックアノダイズドピックガードを採用、EMGピックアップを搭載したモデルです。

サブとしてノーマルスペックのVintage PJ/Rもスタンバイ。

ドレッシングルームでのひとコマ。

おしゃべり好きなFrankはすごい勢いでひたすらしゃべり続けてました。

Robはあいにく渋谷の街でお買い物中ということで写真が撮れませんでしたが、その代わりにドラムのCharieがずっとギターを練習してました。(チャーリーがギタリストでもあることはファンの皆様はご存知のはず!)

一時期バンドを離れていたボーカリストのJoey Belladonnaも復帰し、まさにベストメンバーとも言える現在のラインナップです。これからもANTHRAXの快進撃から目が離せません!

さて、そんなANTHRAXのライブ会場で、なんと横山健を発見!実はこの日、某音楽雑誌の企画で、横山健とScott Ianの対談が行われていた模様!この時に助六 Bloody Rose にサインをしてもらったようです。対談は当初の予定時間をオーバーするほど盛り上がったようなのでお楽しみに!

(2012年4月5日 渋谷O-EASTにて撮影)

■ANTHRAX Official Site

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